移動時間は労働時間?

仕事の関係上取引先など遠方の目的地に着くために、
いつもの通勤時間よりも数時間も早い時間にでなければならない…。
また、遠方での仕事が終わり、いつもよりも大幅に帰宅時間が遅くなった。
そんな経験をしたことがある人は多いだろう。
このような場合の移動時間は労働時間に含まれるのだろうか?

目的地までに赴くまでの時間は労働時間?

仕事の開始は始業時間だが、遠方での仕事のため朝早くでなければならない。
普段よりも朝が早くても、電車などの交通機関を利用している時間は行動が制限されるが
到着時間まで眠ったり、携帯をいじったり、何をしていても自由時間となる。
その為、外出が制限された事業場内の休憩時間と同じような扱いとなり、
労働時間には当てはまらないと考えられる。

休日の移動時間は休日出勤になるのか?

例えば日曜日に出張先まで移動して前泊し、
月曜日の朝から業務を開始するようなケースは労働時間に当てはまるのだろうか?

このような場合、労働基準法では「出張中の休日はその日に旅行する場合であっても
旅行中における物品の監視等別段の指示がある場合の外は休日労働として取り扱わなくても差し支えない」
(昭和23.317基発461号、昭和33.2.13基発90号)と定めているため、休日労働には当たらない。

ただ、出張時の労働時間を算定することは実際には難しく、
そのため、「みなし労働時間」を採用したり、
拘束時間の対価として「日当」や「出張手当」を採用する企業が多い。
手当の支給は義務ではないため、企業によって支給される額は異なっており、手当を支給しない場合もある。

基本的には、今回述べた場合は労働時間に当てはまらないが
上司が同行する場合や重要書類や機材・商品などを運んでいる場合、会社に立ち寄ってから移動する場合、
また業種によっては労働時間に当てはまる場合もあるため企業側は注意が必要である。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

解説動画つき記事

  1. 会社内でのトラブル増加!?コロナハラスメントとは

    【動画あり】会社内でのトラブル増加!コロナハラスメントとは

  2. 重症と軽症の違いはなに?〜新型コロナウイルス~

    【動画あり】重症と軽症の違いはなに?〜新型コロナウイルス~

  3. 【動画あり】在宅勤務で新たなハラスメント「リモハラ」「テレハラ」が発生

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る