振替休日と代休の違いについて

 

Q:仕事でトラブルがあり本来休日である日曜日に出勤をしたので、その翌日の月曜日に休みを取りました。この場合の休みは「代休」「振替休日」のどちらに該当するのでしょうか?また、割増賃金は支払われますか?

 

A:この場合は「代休」に該当し、割増賃金は支払われます。

「代休」とは法定休日、所定休日に限らず、休日出勤(労働)の代償として、他の労働日を休日として恩恵的に休ませる方法です。「代休」の場合「事後的」に、「本来の休日」と「本来の労働日」を交換することになるため、休日労働をしたという事実に変わりはありません。つまり、当該休日労働が法定休日であった場合や、(前述の通り)所定休日労働だが割増賃金が発生した場合には、割増賃金分は請求できるということです。上記のケースの場合「事後的」に休みを取っているので「代休」として扱われ、割増賃金が請求できます。
また、「代休」と似た方法で「振替休日」があります。

「振替休日」とは、「事前」に「本来の休日」と「本来の労働日」を交換するものです。これにより、予め休日と定められた日が「労働日」となり、そのかわりとして振り替えられた日が「休日」となります。従って、もともとの休日に労働させた日については「休日労働」とはならず、休日労働に対する割増賃金の支払義務も発生しません。
「振替休日」が認められるには下記の条件を満たす必要があります。

・事前に振り替える(交換する)日を特定しておくこと

・休日の単位は「日」であること(休日の振替は時間単位では行えない)

※振替休日制度を利用することにより、「毎週少くとも1回の休日」もしくは「4週間を通じ4日以上の休日」を与えることができなくなってしまった場合、当該休日労働については割増賃金を請求できます。

※振替休日制度を利用することにより、「1週40時間(特定措置対象事業場は44時間)」の法定労働時間を超えてしまう場合、超過した労働については割増賃金を請求できます。

※「1日8時間」を超過した労働や、深夜労働については割増賃金を請求できます

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