従業員数が50名を下回りました

Q.現在は従業員数が「常時50名」を超えていますので、産業医を選任していましたが、来月から従業員が50名を下回ることになりました。

産業医の選任義務の範囲から外れるので、産業医訪問を一時休止したいと考えています。
半年後には50名を再度超える予定なので、それから産業医訪問は再開してほしいと思います。

A.従業員数が50名を下回った場合でも、一概に産業医選任義務から外れるということはありません!

【理由】
「常時50名」の考え方について、労基署の回答は以下の通りです。

「常時50名の考え方ですが、わずかの期間50名を下回ったからといって産業医選任義務の50名を切っているとは一概には言えません。年間を通して、平均50名を超えていると、一時的に50名を下回っていても、産業医選任義務は存続していると考えています」

また、「常時50名」を下回っている事業場で産業医を選任していれば、産業医の定期訪問を回避できるかどうかについては「50名を超えていようが下回っていようが産業医を選任しているということは、毎月の産業医による職場巡視は最低限の必須と事項となります。よって、産業医の定期訪問を意図的に回避するということは認められません」との回答でした。
企業から選任されるということは、産業医としての責任が発生しています。
それは、従業員の人数に左右されるものではないということです。
年間を平均すると、50名を下回ることが確実で、経費削減などもあり、どうしても一時的に産業医訪問を見合わせたいと考えるのであれば、苦肉の策ではありますが、労基署の方へ産業医の退任届を提出すれば、それも可能といえます。
ただし、その場合でも、過重労働者が居る場合は、医師との面談を受けさせる必要がありますし、またメンタルヘルス対策などは継続して行う必要もございますので、ご注意ください!
弊社としては、一時的に従業員数が減り、産業医選任義務から外れる場合でも、産業医選任は継続して行い、定期的に産業医に訪問していただくことを強くお勧めします。

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