日本の災害救護体制

災害時の自衛隊の被災地派遣について、世界でもかなりの機動力と言われている。
警察や消防も大規模災害の際には、指示を受けて、都道府県を超えて救護活動に向かう。

災害救護の際に、活躍するの団体は他にもあるのはご存じだろうか。

DMAT(ディーマット)

災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Teamの略称である。
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成される。
大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(約48時間以内)
に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームのことである。

阪神・淡路大震災の際に、初期医療体制の遅れが浮き彫りになった。
この教訓を活かし、各行政機関、消防、警察、自衛隊と連携しながら救助活動と並行し、
医師が災害現場で医療を行う必要性が認識されるようになり、発足に至った。

日本DMATと都道府県DMAT

日本DMATは大規模災害時に全国から派遣され、広域医療搬送・SCU(ステージングケアユニット)
病院支援・域内搬送・現場活動などが主な活動となる。

都道府県DMATは域内災害時において現場医療活動を行う。

※域内・・・一定区域、一定範囲

日本赤十字社

日本赤十字社は、7つの基本原則を掲げている。
「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」

本社は東京にあり、総合的な事業の企画、指導、調整の機能を果たしている。
各都道府県の支部では、事務局を置いて地域に根ざした活動を行い、
さらに病院や血液センターなどの施設を設けて事業を実施している。

全国の日本赤十字社の施設は、
病院等105、看護師養成施設(大学、専門学校等)26、血液事業施設215、社会福祉施設32箇所。
約64,000人の赤十字職員が日々、事業の推進にあたっている。

赤十字社の活動においても、災害救護がある。
医師、看護師、事務員等で構成されたチームで、災害現場で救護活動を行う。

この他にも、地域の消防団など、いろいろな組織が協力して、災害救護を行っている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

中山 真樹株式会社ドクタートラスト 産業保健師

投稿者プロフィール

看護師として病棟勤務を経て、現在は企業様を対象に保健師業務を行っております。企業の健康管理室に出向していた経験、また、現在訪問企業で実施している業務からヒントを得て、皆様が知りたいことをお届けしたいと思います。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、養護教諭一種
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

この著者の最新の記事

関連記事

解説動画つき記事

  1. 衛生委員会等のオンライン開催についての通達が示されました

    【動画あり】もっと深く知りたい方必見!衛生委員会等のオンライン開催について詳しく説明します

  2. 会社内でのトラブル増加!?コロナハラスメントとは

    【動画あり】会社内でのトラブル増加!コロナハラスメントとは

  3. 【動画あり】在宅勤務で新たなハラスメント「リモハラ」「テレハラ」が発生

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る