イクボスアワード2014の受賞企業決定!
- 2014/10/10
- 労働環境

イクメン企業アワード2014、イクボスアワード2014の受賞企業決定!
現在、日本の男性が家事・育児をする時間は他の先進国と比べて最低水準となっており、約3割の男性が「育児休業を取得したい」と希望している一方で、実際の取得率は2.03%にとどまっている。
厚生労働省では、男性の育児休業取得率を現状の2.03%から2017年度には10%に、2020年度には13%に上げることなどを目標に掲げ、ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)の実現に取り組んでいる。
この度、「イクメン企業アワード2014」と、今回初となる「イクボスアワード2014」の受賞企業が発表された。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000060031.html
受賞企業での取り組み
今回は初めて「イクボス※1」の部門での募集もあり、10月17日開催の「イクメン推進シンポジウム」で表彰式が行われる。
今年度の受賞者は、以下の通り(五十音順)
■グランプリ(2名)
株式会社セプテーニ クリエイティブ部部長 金原高明 氏
株式会社ルミネ 取締役 開発企画部部長 橋本範文 氏
■特別奨励賞(3名)
グラクソ・スミスクライン株式会社 安全性管理部部長 大石純子 氏
株式会社テレワークマネジメント 代表取締役 田澤由利 氏
日本生命保険相互会社 浜松支社支配人支社長 三木勝也 氏
受賞理由も発表されており、
育児支援プロジェクトの立ち上げや在宅勤務をはじめとする「柔軟な働き方」に対応できる在席管理システムを開発する等、
男性従業員の育児参加を積極的に促進しつつ、業務改善を図るための具体的な方法が公開されている。
その他にも、イクメンプロジェクトのホームページでは大学生を対象とした講座や、育児休業に関する案内もあり、充実した内容となっている。
「育てる男が、家族を変える。社会が動く。」というスローガンとともに日本の企業、働く人たちの意識が変わることを願う。
http://ikumen-project.jp/index.html
※1:部下の仕事と育児の両立を支援する上司や経営者