
勤続年数に対して待遇や制度が悪いと会社に対する不満が爆発し、
商品に農薬を混入するに至ったアクリフーズの事件が日夜報道され続けている。
非正規雇用の労働者にとっては不安定な立場で仕事を続けることに対する不安や
賃金・待遇面でのストレスといったものは正社員よりも遥かに大きいだろう。
「いつリストラされるかわからない」
こういった不安が付きまとい、心身に影響を及ぼすこともある。
もちろんその際に責任を負うのは企業だ。
また正規・非正規を問わずメンタルヘルスに注意して対策をとることも必要である。
普段からストレスや不満に対してきちんとアクションを起こしていかなければならない。
「労働者の心の健康の保持増進のための指針」
「4つのケア」を基本に企業全体で取り組む姿勢が必要。
(1)労働者が自らの心の健康のために行う「セルフケア」
(2)職場の管理監督者が労働者に対して行う「ラインによるケア」
(3)事業場内の産業保健スタッフ、人事労務管理スタッフ等が行う
「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」
(4)事業場外の専門家や機関を活用する「事業場外資源によるケア」
また厚生労働省のサイトなども利用してみるのもおすすめです。
http://kokoro.mhlw.go.jp/
企業に産業医を選定することは法律に定められていることですが、
だからといって任せきりにするのではなく協力して積極的に取り組み、
職場環境や健康管理を行い向上させていかなければいけませんね。