パソコンがあなたの健康を脅かす前に行うべき8項目
- 2014/8/15
- 労働環境

パソコンとの共存について
今や大学で、会社で、私たちにとってなくてはならないものとなっているパソコン。
PCメガネの普及などによってブルーライト等が私たちの体に与えるストレスについて、今や誰もが少しは認識をするようになった。
しかし、それでもなお対策が足りない人が多く見受けられる。
VDT症候群・パソコン病の諸症状
①目:眼性疲労、ぼやける、視力低下感、ドライアイ、充血感、結膜炎、角膜炎、涙液減少
②体:首・肩・背中のコリ、腕の痛み、関節炎・腱鞘炎、長時間座っていることによる腰痛、
猫背の姿勢による呼吸不足、脳疲労
③心:首の周辺の神経が圧迫されることによる自律神経失調症
眩暈、だるさ、頭痛、食欲不振、不安感、抑うつ状態等
こういった諸症状はすべて、姿勢や扱い方によって軽減が可能である。
またこういった症状が悪化したことにより、企業としても労災として受け入れねばならない
重篤な事態が発生する可能性がある。
正しいPCとの向かい合い方
ではいったいどうすることで、そういった被害を防ぐことができるのか。
とても簡単な意識づけで、十分な対策を行うことができるので、確認してゆきたい。
1.パソコンで作業中は、意識してゆっくり深く呼吸することを心掛ける。
①パソコンを使用するときの前傾姿勢が、肺等呼吸器に負荷をかけ、
通常に比べて、呼吸が浅くなる傾向がある。深く深呼吸をするよう心掛ける。
②30分~1時間に一度、体を動かすようにし、何時間もの同じ姿勢のままにならないよう心掛ける。
2.姿勢を正す
③イスに深く腰掛け、背筋をまっすぐにする。
④腕や腰が90度となるよう、まっすぐに腰掛け、PCとの位置を調整する
⑤足が必ず床につくようにし、つかない場合も台に乗せるなどしブラブラさせない。
3.モニターの位置を調整する
⑥モニターは目の高さとモニターの上部が同じ高さになるよう調整する。
⑦太陽や光の反射を考慮し、カーテンを閉めるか、モニターの位置を調整する。
⑧モニターと目が50cmはなれているように調整を行う。
必需品となったパソコン、正しい使い方をし体の負担を軽くすることで、
よりよい共存を心掛けたい。
下記に正しくパソコンを扱う姿勢をわかりやすく紹介した動画の紹介する。
ぜひ自身の姿と照らし合わせてみてはいかがだろうか。