健康な食事の太鼓判制度

2014年7月22日、「健康・医療戦略推進本部」が、政府により開催されました。
「健康・医療戦略」とは、今後約5年間に、「国民の健康寿命を1歳以上延ばすこと」、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人口を2008年度比で25%減らすこと」等を具体的目標とした、新成長戦略とのことです。
それらの医療の研究や開発を推進する政策・目標の中で一つ注目したいことがあります。

健康は食事から

わが国では、エネルギーや各栄養素の摂取量の基準として、「食事摂取基準」があり、年齢ごと、男女の性別ごとに、1日に必要な栄養の摂取量の目安が定められています。
これに関連して、私たちが手にする、販売されているだいたいの食品には、カロリーや食塩をはじめとした各栄養素の含有量の表示がなされているのです。
私たちは、この表示を参考に、手にした、または食べようとしている食品がどれだけのカロリーや栄養素を含んでいるのかを知ることができます。
ただし、それらの表示を活用して、「食事摂取基準」を満たす食事につなげられている人はどのくらいいるでしょうか。
食事指導の際に、「食べたもの、摂取量を知ること」をアドバイスすることも多いのですが、人々が自分の力で健康のための食事をするには、適切な摂取内容の食事が大切です。
その助けになりそうな制度が、「健康な食事」認証制度。
スーパーやコンビニで販売される調理済み食品を対象に、栄養バランス等の一定の基準を満たしている食品を「健康な食事」として認証するというもので、現在のところでは、基準については今年の夏にも厚生労働省に決定され、来年度から導入していく方針のようです。
よく「人の体は食べたものから作られる」という言葉を耳にしますが、この制度が導入された暁には、「生き生きとした生活のための食事」のために活用できると思います。
どのような食品、誰にとっても活用できるとは限らないまでも、人々の食事の手助けにはなるでしょう。

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