建設業界における労災

精神障害に関する労災請求件数 過去最多

平成25年度における精神障害に対する労災請求件数が、
過去最多になったとの厚生労働省の調査結果が出た。

この数字は請求された数なので、請求されなかったものを含めると、
実際に職場内で発生した労災が疑われる精神障害の数は、
さらに大きな数字になるだろう。

建設業における請求件数

今回の調査結果によれば、建設業における精神障害での労災請求件数は87件であった。
これは45件だった前年度と比べると、2倍近くに増えている。

「仕事の質・量」または、「対人関係」が原因となっているケースが多く見受けられている。
設計等に携わる人間が、そのまま営業に回っている場合も多く、
一人当たりの業務量がかなり多いようだ。

また、事務作業に使うツールがハイテク化するに従い、データ上でのやりとりが増え、
取引先と直接会って会話をする機会が減ってしまったことが、
ストレス要因となっているとの声も上がっている。

東京オリンピックによる特需の影響

2020年には東京オリンピックの開催が控えており、
建設業界には、いわゆる【特需】が訪れることだろう。
この特需によって、労働環境に変化があることは、想像するに難しくない。

今後、需要が増える見込みがある以上、労働者を確保し健全に業務を遂行するためには、
業界全体で産業保健分野に対して、より万全となり得る体制整備を行わなければならない。

整備を疎かにしてしまえば、今後も労災請求の件数は増加の一途を辿り、
心の病を抱える方は増え続けてしまうだろう。

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