ひそかなブーム お灸女子急増中??
- 2014/7/28
- WOMAN

未病という言葉をご存じだろうか?
未病とは、東洋医学の病理概念で、病気と言うほどではないけれど、病気に向かいつつある状態のことである。
健康診断などでは、異常はないがなんとなくだるい、肩こり、冷え症、腰痛、生理痛などの辛い症状で悩んでいる人は多いのではないだろうか?
このような症状(未病)に対しては、西洋医学より東洋医学が得意とする分野である。
私も以前から興味があり、今回実際に鍼灸を体験してきた。
今回は、お灸についてである。
なぜお灸はいいの?
ツボをお灸で温めることで、身体のめぐりがよくなり健康になると言われている。
お灸の使い方
1.ツボを探そう!!自分の症状に合わせたツボを見つけよう。
ツボは、軽く押して痛気持ちがいい場所で、血行不良を起こしているので触るとカサつきや弾力がないところ。
【曲池】
ヒジの痛み、肩こり、テニスエルボー、パソコンつかれ、歯痛や胃腸をととのえる役割もある。
右の曲池は右手を曲げ、左手の親指で右のヒジの曲がり角を押さえ、痛みのあるところ、気持ちのいいところ。
【合谷】
風邪のひきはじめや目、鼻、歯の痛みなど首から上の症状に効果的。ほかにも肩こり、ストレスなど万能のツボともいわれている。
手の甲を上にして親指と人さし指の間のくぼみを押え、痛みのあるところ、気持ちのいいところ。
2.お灸の準備
・お灸(好みのタイプを選ぶ) 私は、もぐさタイプを使ってみた。
・チャッカマン・ライター
・灰皿(終わったのをすてる缶)
3.ツボにお灸をおき、火をつける
お灸の部分が赤くなり、約4分程度で終了。熱さを感じたら血行が戻ってきた証拠。
人によっては、熱さを感じない人もいる。それはめぐりが悪い状態なので、毎日続けることが大切とのこと。
皮膚の周りがほんのりピンクになれば、もぐさの成分も染み込み血行が改善したしるし。
4.お灸の部分が灰色に変われば、はずして灰皿へ
【注意点】お風呂の前後30分は、お灸はしないように!!入浴後にすると、水ぶくれになる可能性あり。
感想としては、肩などに行うとじーんと温まり少し楽になった気がする。
上記のもぐさは、煙も少なく匂いも気にならないタイプ。お灸によっては、かなり煙がでるものや、アロマの香り、火を使わないお灸などもある。
初めての場合は、合谷というツボ(万能のツボとよばれている)がいいとのこと。
※プチメモ※
せんねん灸の場合は、最後にギューという熱さを感じたら終了である。
意外と手軽にできるお灸。辛い症状がある方は、試してみてはいかがだろうか?