「病は気から」は嘘か真か?

55b1a43001fe764aaa7ffb7e0612f542_m

日常生活を送る中で避けて通ることのできないものがストレス。
元々は、外からの刺激全てのことをストレスという。

良い刺激も悪い刺激も全てがストレス

冬の寒さや夏の暑さもストレスに含まれるため、
全くストレスのない生活はありえないことになる。
それゆえに、適度なストレスは人を成長させるとも言われる。

しかし、だからといってストレスに無防備になればいいというわけではない。

ストレスは元来ヒトに備わっている自分自身の力で病気を防いだり、
治したりする仕組みである免疫に大きな影響を与える。
免疫力が下がると、風邪をはじめとした様々な病気にかかりやすくなる。
体の冷えや水分不足、筋肉疲労などの物理ストレスが免疫力を奪うことは、
ご存知の方や身に覚えのある方も多いのではないだろうか。
それに加え、精神的なストレスも免疫力を低下させる原因になることがわかってきた。

強いストレスを受けると、まず自律神経のバランスが崩れる。
自律神経のバランスが崩れると、内蔵機能を活性化させる副交感神経の活動が低下するため、
食欲がなくなったり、血行が悪くなったりしてしまう。
その結果、栄養バランスが悪くなり、免疫機能の主役であるリンパ球が十分に活動できなくなり、
免疫力が下がってしまうのだ。

昔から「病は気から」というが、病気が気の持ちようによって良くも悪くもなることが、
科学的にも証明されつつある。

昔の人は、心配事や不愉快なことがあったりすると、
病気になりやすかったり、病が重くなったりすることや、気持ちを明るく持ち、無益な心配はしないほうが、
病気にかかりにくかったり、病気が治りやすかったりすることを体感していたのかも知れない。

佐藤 真由美

佐藤 真由美

投稿者プロフィール

企業保健師として勤務した経験を活かし、皆様に情報をお伝えできればと思います。

この著者の最新の記事

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. 6jikan

    北欧で流行りの「1日6時間労働」! 日本で実現する?

  2. 溝口2

    社会保険加入条件緩和で、産業医選任義務の事業場は拡大するか?

  3. 残業

    ノー残業で帰宅するために、企業と個人ができること

  4. 地球儀

    世界の労働時間ランキング、日本は何位?

  5. syamei

    違法長時間労働で社名が公表される企業、されない企業

一目置かれる健康知識

  1. manindensya
  2. 疲れ目のサイン
  3. ドライアイ
  4. 落ち込むビジネスマン
  5. jiritu
  6. stylish bedroom interior design with black patterned pillows on bed and decorative table lamp.
  7. ^8DCC026F7626FAF8066AAF708AC72A779CE8E682D19ADB58CB^pimgpsh_fullsize_distr
ページ上部へ戻る