鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)感染症

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中国中国で死者まで出ている、鳥インフルエンザH7N9。
大流行とまでは言いませんが、過去の新型インフルエンザでは、
日本でも感染を広げたものがあり、心配心配されている方も多いのではないでしょうか?

おそらく、皆さんが一番知りたい、インフルエンザA(H7N9)ウイルスの感染を
どのように防げば良いかポイントが今日のテーマです。

感染源と感染経路がともに不明確なため、今のところの対処法としては、
感染全般を防ぐために、基本的な衛生行動が必要と考えられます。

こんな時は手洗いを

• 料理をする前、生の鶏肉などを扱った後、料理が終わった後。
• 動物に接触したり、動物の排泄物を処理した後。
• 食事を食べる前。
• トイレを使用した後。
• 外出から帰った時。
• 手が汚れている時。
• 家族が病気になり看病をしている時。

手洗いの方法
石けん石鹸と流水水道で時間をかけて、丁寧に手を洗いましょう。
外出先などで流水での手洗いが難しい場合は、手に明らかな汚れが無ければ、
アルコール製の手指クリーナを使用しても大丈夫です。

エチケットマスク
咳やくしゃみをするときには、マスク、ティッシュペーパーティッシュ
ハンカチなどで、口と鼻を覆いましょう。使用したマスクやティッシュペーパーは、
蓋を閉じることの出来る容器に捨てましょう。また、とっさに手で口や鼻を覆った場合には、必ず手を洗いましょう。

インフルエンザ A(H7N9)に関するQ&A

Q インフルエンザ A(H7N9)ウイルスとは何ですか?
A 通常、鳥の間で循環しているインフルエンザウイルスのグループです。
H7N9ウイルスの人への感染は最近の中国からの報告まで、確認されていませんでした。

Q インフルエンザ A(H7N9)ウイルス感染の主な症状は何ですか?
A これまでのところ、症状には、発熱、咳、息切れがあります。
感染し死亡した患者は、重症肺炎を発症しています。
ただし、情報はまだインフルエンザ A(H7N9)ウイルスの感染が起こしうる病気として考えられる範囲に限ったものです。

Q どのようにインフルエンザ A(H7N9)ウイルスに感染したのでしょうか?
A 感染が確認された患者の中には、動物や動物のいる環境との接触があった者がいます。
ウイルスが上海の市場のハトから見つかっています。
人がどのように感染したかは分かっていません。動物から人への感染の可能性、同様に人から人への感染の可能性に対して調査が進められています。

Q  肉(例:鶏肉や豚肉製品)を食べることは安全ですか?
A インフルエンザウイルスはよく調理された食品からは感染しません。
そのため、通常の過熱調理温度で(食品の全ての部分で70℃に達する)調理された肉を食することは安全です。
生の肉や、未調理の血液を用いた料理の摂食は、高いリスクとなりますのでお勧め出来ません。

Q インフルエンザ A(H7N9)ウイルス用のワクチンはありますか?
A インフルエンザ A(H7N9)感染予防のためのワクチンは現在ありません。
しかし、WHOはワクチンを作成するための候補ワクチンを選別するのに有効な、ウイルスの特徴を明らかにしています。
ワクチンが必要となった場合に、この候補ワクチンウイルスは、ワクチンの製造に用いることができます。

Q  インフルエンザ A(H7N9)感染症の治療法はありますか?
A 中国で行われた臨床検査の結果からは、インフルエンザ A(H7N9)ウイルスは、
ノイラミニダーゼ阻害剤の抗インフルエンザ薬に感受性があることが示されています。
ただし、現時点では、H7N9感染症の治療のために、これらの薬剤を使用した実績はありません。

(参考)  国立感染症研究所

現時点では、今回の鳥インフルエンザウイルスは、人から人への感染は確認されていません。
そのため、過去の鳥インフルエンザや新型インフルエンザと比べると、流行の拡大は見られていません。
過度に不安を感じる必要はありませんが、自分で出来る範囲の感染予防を行い、今後の流行の拡大に注意しましょう。

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大久保 優子

大久保 優子株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

みんなが元気に働ける社会が目標です!
産業保健の魅力と大切さを伝える情報を、発信出来るように頑張ります。

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