梅雨の季節の室内環境

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今年はカラ梅雨晴れと言われていますが、最近天気予報で雨が目立つようになりましたね。
この季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

梅雨の室内

この時期は、気圧の低下と温度や湿度の上昇に伴って……関節痛や皮膚疾患痛い、カビ・ダニの繁殖、食中毒、気分もイライラなど、年間の中でも体調を崩しやすい時期であります。
そこで今日は、日常の生活環境について考えてみたいと思います。
エアコンエアコンは、私たちの快適な生活のために必要なものですが、反面、暑さや不快さに対する抵抗力を低下させるものでもあります。
エアコンの設定温度が低く、室内が冷えすぎてしまうと嫌冷房病や関節痛にも注意が必要です。

「蒸し暑さ」の目安を知る指数

この「蒸し暑さ」には、目安を知る指数があるの、ご存知ですか?
不快指数と言って、気温(℃)と湿度(%)から算出できます。

不快指数 = 0.81T + 0.01H(0.99T – 14.3)+ 46.3

T:気温(℃)、H:相対湿度(%)

54以下 寒 い、70前後 もっとも快適
55~59 肌寒い、75~79 やや暑い
60~64 何も感じない、80~84 暑くて汗が出る
65~74 快適、85以上 暑くてたまらない

不快指数が→77を超えると半数の人が不快に感じ、85を超えると100%の人が不快に感じると言われています。
ただ、注意していただきたいのが、この不快指数の算出方法には、風速が含まれていないので体感とは必ずしも一致しません。
冷房病の予防には、外気との温度差を5℃以内に抑え、設定温度は28℃が省エネからも理想的と言われています。
たとえば…… エアコンの温度を28℃、湿度を50%に設定すると考えると不快指数は“76”で“やや不快”となってしまいます。

ですが、この指数は、風の影響が考えられていません。
一般に風速1m/秒で約1℃の低下が体感できると言われていますので、それを考慮して計算すると……不快指数は、なんと!“74”の“快適”になります。
つまり、“風の効果”を考慮した湿度の調節で十分な快適さが得られるのですね。

エアコンの温度設定をいつもより少々高めにしても、除湿や部屋の風通しを心がけると過ごしやすくなります。

室内の温・湿度管理、みなさまも注意してみてください。

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山川 加奈子

山川 加奈子株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

社員ひとりひとりの気持ちに寄り添うことができる温かい心を持った保健師を目指して日々勉強中です。先生のご指導の下、企業への最善のサポートが出来るよう努力したいと思います。

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