頭痛あれこれ

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雨が降るとなんとなくゆううつな気分になったり、
人によっては頭痛やめまいなどの自律神経失調症状が出ることがある。
私自身もよく頭痛には悩まされる。

頭痛の原因

・飲食物 (アルコール摂取時や二日酔い、冷たい食べ物を食べた時など)
・天候 (急な気温の変化や梅雨など)
・環境 (人混みや狭く換気の悪い個室にいた時など)
・緊張 (仕事の疲れや対人関係によるストレスなど)
・月経 (生理痛に伴うものなど)
・睡眠 (睡眠不足や寝すぎた時など)
・病気 (風邪で熱がある時など)

これらの頭痛は軽いことが多く、慢性化する様な心配はほぼない。

注意したいタイプの頭痛

脳の病気やその他病気が原因となって起こる頭痛には注意が必要だ。

・今までに経験したことのない激しい痛み
・強くて激しい頭痛が突然に起こった時
・頭が痛くなるほかにも、高熱・視覚の異常・平衡感覚の異常・意識の障害・片側の手足に力が入らなかったり、感覚が異常な場合
・言語障害・記憶障害・血圧が異常に高いなどの症状がある時
・頭に強い痛みが起こり、鎮痛薬が効かない時
・頭の痛みが治まらず、だんだんひどくなり、日常生活が困難な時

これらは慢性的に起こるものとは違い、時として命にかかわるものがある。
激しい頭の痛みを起こす脳の病気の代表は「くも膜下出血」「脳梗塞」など脳血管障害があるが、
その他にも髄膜炎などで強い頭痛が起こる場合がある。

このような症状の時は、早めに医師に相談しよう。
脳やその他の病気は、CTスキャンやMRIなどの検査を受ければ診断がつく。

脳の病気以外では、副鼻腔炎(蓄膿症)や緑内障などでも頭が痛くなることがある。

脳自体には異常が全くなく、原因がはっきりしないまま、
繰り返し起こるタイプは「慢性頭痛」といわれる。
いわゆる「頭痛持ち」といわれるタイプがこれだ。
頭が痛い症状の方の全体の約80%は、慢性タイプである。
慢性頭痛には大きくわけて偏頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の3種類があり、それぞれ痛みや対処が異なる。
また、1種類だけでなく複数のタイプが入り混じった混合型の方もいる。

偏頭痛
数ヶ月に1~2回、周期的にこめかみや眼を中心におこるズキンズキンとした拍動性の強い頭痛が特徴だ。
30才前後の女性が最も多く、慢性頭痛全体の約4分の1を占めるといわれている。
一旦頭痛が始まると、光や音がわずらわしく感じ、頭を動かす度にガンガン響いて、
静かなところでじっと寝ているしかない状態になることもある。
大体は一晩寝ると楽になりますが、中には2~3日具合の悪さが続く人もいる。
また2割程度の人は前兆といって、頭痛がおこる20分程前から、目の前に光るぎざぎざが現れ、
だんだんと広がったり、人物が異常に大きく見えたりゆがんだり、風景が流れたりする見え方の異常を感じる場合もある。

緊張型頭痛
痛みの程度はそれ程ひどくなく、何となく重苦しいという状態から、頭全体が締め付けられる、
後頭部にびりっと痛みが走る状態まで様々な程度がある。
肩こりがある場合が多く、苦しいので何となく後ろ頭に手が行ってしまうのがこのタイプだ。
肩こりは精神的ストレスの現われとも考えられており、頻度的には最も多く、
慢性頭痛の6~7割を占めるといわれている。
年令も10才代から90才代まで幅広く、ものすごい肩こりにもかかわらず、肩こりを自覚できない人もいる。
肩こりは筋肉の血の巡りが悪くなり、乳酸などの疲労物質がたまって痛みを引き起こすので、
温めて動かすのが治療の基本となる。

群発頭痛
30才前後の男性によく見られ、慢性頭痛の1%程度と頻度は高くない。
季節の変わり目に年1~2回、1~2ヶ月の間毎日、きまって片方の眼の奥がえぐられるような、
絞り切られるような、と表現される激痛が数時間起こるのが特徴だ。
大体は寝入って1~2時間してひどい痛みで眼がさめるという状態で、片頭痛とは違いじっとしていられず、
頭を壁にガンガン打ち付ける人もいるくらいで、頭痛と同時に眼が充血し涙が出たり、
鼻がつまって鼻水がでたりという随伴症状もあることも群発頭痛の特徴だ。

最近では頭痛に悩まされている方のために、医学的に診察、検査、診断、処方を行う
頭痛外来という診療科を設置している医療機関も増えてきた。
頭痛は一生のうち一度も経験しない人はいないと言われるほどありふれた症状だが、
症状が長く続く場合などは、念のため神経内科や脳神経外科で検査を受けることをおすすめする。

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佐藤 真由美

佐藤 真由美

投稿者プロフィール

企業保健師として勤務した経験を活かし、皆様に情報をお伝えできればと思います。

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