突然のめまい

めまい

保健師というお仕事をさせてもらっている身ではあるのだが、実は、先日、私自身がタイトルの「めまい」を経験した。

これまで、保健師として、数千件を超す様々な健康相談をお受けしてきた中で、
やはり「めまい」の相談は少なくはなく(むしろ結構多いほうかと・・・)、
ご本人様は本当に辛いのだな、と想像はしていたが、
いざ自分がなると、生まれて初めてのことで、本当にびっくり&不安な気持ちになった。

原因は何だったのだろう??
保健師の不養生??

いえいえ、私たち保健師も心身が資本のお仕事でもあり、
普段から人並み以上に自分の健康管理にも気を使って過ごしている。
なので、そんなはずはないだろうと・・・・調べてみた。

めまいの症状と原因

めまいには大きくわけて3つの症状がある。
どの症状なのかで、めまいが起こっている原因も違う。

1.グルグル目が回る(回転性)
・自分自身や周囲がグルグル回っているように感じるめまい。
・急に起こることが多く、吐き気や嘔吐、難聴を伴うこともある。
・(原因)耳の異常で起こることが多い。

2.フワフワふらつく(浮動性)
・まっすぐ歩けなかったり、姿勢を保つことが難しくふらつく。
・急に、もしくは徐々に症状が現れる。
・頭痛やしびれ(麻痺)などを伴うこおもある。
・(原因)多くは、脳血管障害などの脳の異常で起こることが多い。

3.クラっとする(立ちくらみ)
・立ち上がるとき、起き上がるときにクラっとする。
・目の前が真っ暗になる。
・気を失うこともある。
・(原因)血圧の変動や、貧血などの全身の症状によって起こることが多い。

めまいの時の対処と治療

めまいは、生活のリズムが乱れたり、大きなストレスがたまった時に起こることが多く、
比較的女性に起こりやすい傾向がある。
現在のような、季節の変わり目や、秋にはよく見られるようになる。

具体的な対処法としては、どのようなめまいなのかで異なるが、
上記2に当てはまる場合は、他の症状を伴うことも多く、命の危険も生じてくる可能性のある、
緊急性の高いもので、救急車要請などの対応が必要なケースも多い。

他の2つについては、疲れ等で生じていることも多いため、
まずは安静にして休養することが大切である。

もちろん、めまい自体もつらいが、
ふらついたりすることで、転倒したり、と二次的な健康障害につながることも危険である。

そして、動いてもめまいが起こらないようになったら、
受診する場合は、通常のめまいであれば、耳鼻科を受診する。

めまいを繰り返すような場合や長引く場合は、何か原因で起こっているのか、
医療機関で診てもらっておくことをお勧めする。

季節の変り目などの体調の変化が大きい時に多いが、
そうでない時も、体のコンディションや原因疾患があれば、起こり得る。

疲労が蓄積していないか?
体の調子はどうだろう?

自分の体に耳を傾けてあげるゆとりが欲しいところである。

西岡 まゆみ

西岡 まゆみ株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

自分も働く労働者の一人として、皆様の立場に立った視点を持つことも忘れずに情報発信していければと思っています。

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