男性管理職は特に気を付けたい!女性部下とのコミュニケーション

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皆さんこんにちは。
保健師の南です。
私は女性の健康について多くの企業様でお話させていただいているのですが、最近は女性だけでなく男性からのお問合せをたくさんいただきます。
その中でも男性管理職の方から多いご相談が「女性部下とどう接したらいいかわからない……」というものです。

こんな経験はありませんか?

男性管理職の皆さん、こんな経験はありませんか?
「女性部下の体調が悪そう。心配だけど女性に体のことって聞きづらい……」
「女性部下が最近妊娠したらしい。体調や配慮すべきことを聞きたいけどプライベートなことを聞いていいのかわからない……」
「少し心配な女性部下がいるので話を聞きたいけど、下手に声をかけてしまうとセクハラと勘違いされるのでは……」
何でもずけずけと聞かない配慮も大切です。
しかし何も声をかけずにいると、女性部下の心身の状態が悪化してしまったり、生産性が下がってしまったり、何も言わずに辞めてしまったりする危険性がありますので、きちんと必要な声かけをしていただきたいところです。
ではどのように声をかけたらいいのでしょうか。
今すぐ簡単にできるポイントをご紹介します。

声かけのポイント

① なぜ聞くのかを明確に伝える

むやみにプライベートなことを聞かれると、誰でも不快な気持ちになります。
「仕事のために」聞いているということをきちんと伝えましょう。
≪例≫
「最近仕事の効率が少し落ちているように見えるけど、体調が悪い?〇〇さんに元気に仕事をしてほしいので、困っていることがあれば私や産業医に相談してみてほしい」
「妊娠おめでとう。会社としては今後も〇〇さんに仕事を続けてもらいたいのだけど、業務上で配慮してほしいことや手伝ってほしいことはある?」

② 答えない権利を与える

プライベートなことは、たとえ仕事に関係する可能性があったとしても言いたくないこともありますが、上司に聞かれるとすべて答えなければいけないというプレッシャーを感じる部下もいます。
無理に聞き出すことは信頼関係を崩すことにつながりますので、あらかじめ「答えない」という選択肢を与えるようにしましょう。
≪例≫
「仕事に関係ないことや、〇〇さんが答えたくないことは、答えなくていいからね」

③ 部下のプライバシーを守る

部下から得たプライベートな情報は、上司を信頼して話してくれた情報であり、無断で周囲に漏らしていい情報ではありません。
しかし女性部下に何らかの配慮や支援が必要な場合、他のメンバーに協力を依頼しなければいけない場面もあるかもしれませんね。
そのようなときは本人に事情を伝えて了承をもらってから、プライバシーに配慮して話すようにしましょう。
≪例≫
「聞いた話は許可なく他の人に話すことはないから安心してね」
「もしチームのみんなの協力が必要なら事情を話す必要があるかもしれないけど、どのようにみんなに伝えるかは事前に〇〇さんに相談するので一緒に考えましょう」

一番大切なこと

声かけの工夫も必要ですが、日頃の信頼関係が最も大切です。
信頼関係を築くことができていれば、もし部下の体やプライベートで仕事に影響があるような変化が起こったとき、上司から聞かなくても部下から相談や報告をしてくれるようになります。
女性部下との信頼関係を築くために大切なものはコミュニケーションです。
大げさなものでなくても、日々の挨拶や、「いつも頑張っているね」「助かっているよ、ありがとう」「遅くまでお疲れさま」といったねぎらいの言葉をかけるだけでもいいのです。
また部下から相談を受けたときは、部下を否定したり、話をさえぎって自分の意見を押し付けたりせずに、最後まできちんと話を聴くことを心がけるとさらに良いでしょう。

ドクタートラストでは女性だけでなく男性にもお聞きいただきたい、女性の健康と活躍推進に関するセミナーをおこなっています。
無料でお聞きいただけるセミナーや、貴社のお困りごとを直接相談していただける個別相談会もございますので、ご興味のある方はぜひいらしてくださいね。

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保健師 北原

保健師 北原株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

大学を卒業後、産業保健師として活動するほか、健康経営エキスパートアドバイザーとしてさまざまな企業様の健康経営を支援してきました。現在はセミナーのご依頼が最も多く、得意とする女性の健康増進と活躍推進をはじめ、多くのテーマでお話をしております。「従業員に長く健康に働き続けてほしい」「健康経営に取り組みたい」「健康経営優良法人の認定を目指したい」などお悩みがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。どのようなご状況の企業様にも親身に寄り添って、今すぐできることからご提案し、一緒に取り組んでいくことをお約束いたします。
【保有資格】保健師、健康経営エキスパートアドバイザー、看護師、第一種衛生管理者、人間ドック健診情報管理指導士
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