夏場は特に気になるにおい対策!

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「におい」気になりませんか?

気温も上がり、人間は外気に順応しようと汗をかきます。発汗は大事な生理現象ですが、汗をかくとだれもが気になるのが、やはり「におい」です。
電車の中や職場の中で他人のにおいが気になったり、自分から汗のにおいがするのではと心配になったりしたことは、誰でも一度はあるのではないでしょうか?
本日は、においの対策方法をご紹介したいと思います。

年齢で違うにおい

体臭の原因は、汗と皮脂と皮膚の細菌です。
腋(わき)には1億個の細菌がいます。
そして、実は年齢とともににおいの種類や発生する場所が異なることはご存知でしょうか?
汗を拭いておけば大丈夫と思っていると大間違いかもしれません。

汗臭: 10代半ば~20代半ばに強くなる。腋を中心に発生。
ミドル脂臭: 30-40歳半ばで強くなる。頭部、首の後ろあたりから発生。
ミドル脂臭の原因菌には特定植物性フラボノイド(2013年株式会社マンダムより解明されたにおい)
加齢臭: 40-50歳半ばで強くなる。胸や背中などの体幹部を中心に発生。
加齢臭がにおう部分は主に体幹部(胸・背中)

におい対策~セルフケア編~

どのように対処をしていけばよいでしょうか?

☑ 20歳代

汗をかいた後は適宜に汗を拭きとる。

☑ 30歳代以降

頭部付近より臭いが発生しやすいため、入浴時には部位をしっかり、頭部であれば髪ではなく頭皮を意識して洗浄することが大切です。
頭皮の皮脂や汚れが強いと泡立ちが悪いため、その際は再度洗浄しましょう。

☑ 生活習慣の見直し

・食事

控えるべき食品: 肉や乳製品に含まれる動物性脂肪や揚げ物、唐辛子(汗腺を刺激しにおいのある汗が出やすい)
においを抑える食品: 抗酸化食品(ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、カテキン、ポリフェノール→緑黄色野菜、緑茶)、アルカリ食品(お酢、梅干し、海藻類)、腸内環境を整える食品(食物繊維、オリゴ糖)

・飲酒・喫煙

・運動不足

・ダイエット

☑ 全年齢対象

においエチケットとしても、デオドラント剤(制汗剤)の活用をしましょう。

におい対策~企業の対応として~

企業としてもできる対策があります。

・空調機器を充実させる、換気できる環境整備

機器導入はコストがかかる面もありますが、空気清浄や湿度管理は作業効率や感染症予防、職場の人間関係にも関わるものですので、検討していただく必要があります。

・社内の服装規定ににおい対策を盛り込む

他企業の事例として、接客業であるため社内の服装規定に「におい」の項目を追加
例:香水は使用不可 (制汗剤は使用可)
汗をかいた際は、汗拭きシートなどを活用する
昼食後は歯磨きを実施する  など

実際に“スメルハラスメント”につながる前に取れる対策もあります。

・職場環境を整備
・職場環境に関するアンケート実施
・ハラスメントの窓口を設置し報告方法を周知する
(ハラスメント窓口は被害者の擁護に偏っている場合があるかと思いますが、その事案が確かなのか、被害者・加害者どちらかに偏りのない客観的視点で対応を検討する窓口です)

たかがにおい、されどにおい。
人間は五感によるストレスには特に敏感です。
暑い日々をすっきりと過ごすため、しっかりと対策をすることが大切です。

 

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金城志織

金城志織株式会社ドクタートラスト 産業保健師

投稿者プロフィール

総合病院で看護師を経験したうえで、大学時代より興味のあった予防医学の分野で活動したく、現在は産業保健師として働いています。幸福は健康から! そのために働きながら皆さん自身が健康に取り組める、また過ごせるような情報をお伝えしていきたいと思います。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、人間ドック健診情報管理指導士
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】https://doctor-trust.co.jp/form/hokenshi/

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