やらされ感を払拭!オーナーシップで”他人事”を”自分事”へ変える力

仕事をしていくなかで「やらされ感」はありませんか?
やらされ感があると、「仕事」というより単なる「作業」のように思えて、なかなかやる気が出ない…なんてことが。
どなたも一度くらいはこんな体験があったのではないかなと思います。
しかし、自らの意識を変えることで「作業」は「仕事」となり、ひいてはやりがいへとつながっていきます。今回はそんな意識の持ち方「オーナーシップ」を皆さんにご紹介します。

オーナーシップとは?

「オーナーシップ」とは、個人と組織、個人と仕事との関係性のことで、受け持った仕事を「自分自身の課題」と主体的に捉え、「当事者意識」を持って積極的に取り組む姿勢のことを指します。
与えられたミッションに対する自発性、当事者意識、積極的な参画意識などがオーナーシップを形成する要素とされています。
いわゆる、「仕事は与えられるものではなく、自ら探し出すもの」という言葉の通り、与えられた仕事だけをこなすのではなく、常にアンテナを張り巡らしながら自分自身にできることを思案し続け実行していく力ともいえますね。

リーダーシップとの違い

よく似た言葉で「リーダーシップ」があります。
こちらは組織やチーム、部署など複数の人材で構成されるグループのメンバーを率いてサポートし、目標達成に向けて正しい方向へと導くための能力です。
リーダーシップを発揮する人が、「このチームのリーダーとして、自分は目標達成に向けて何ができるのか?」というオーナーシップを持つことで、より生産性向上が期待できます。

オーナーシップの考え方を正しく理解しましょう!

オーナーシップは当事者意識や責任感を持って取り組むこととありますが、とはいえ自分一人ですべてをこなさなければならないということではありません。
周りの人をうまく巻き込んで業務達成を目指す、必要時には連携をとり、協力して仕事を行うということが大切です。オーナーシップを正しく理解して、生産性を向上しましょう!

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倉科彩香株式会社ドクタートラスト 健康経営エキスパートアドバイザー

投稿者プロフィール

大学の獣医学部で動物看護師の資格を取得。その後新卒で入社した動物病院を取引先に持つ会社ではやりがいはあったもののその分残業も多く、自身のこれから先の働き方、ライフワークバランスに対して考えるきっかけとなる。その中でドクタートラストを知り、産業保健について興味を持ち、転職。
法令順守のみならず、その先の健康経営の体制作りのサポートができるよう、日々勉強しております。
【保有資格】健康経営エキスパートアドバイザー
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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