肌荒れから細菌感染やメンタル不調?簡単対策3step!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

皆さんの今のお肌はどんな状態ですか?
保健師として働く中で「肌荒れに悩んでいる」という相談を男女問わずよく受けます。
中には、深刻に悩むあまり高い基礎化粧品をいくつも購入しているという方も……。
しかしお金をかけなくても、基本的なケアで肌荒れは防ぐことができます。
今日はその方法をご紹介します。

肌荒れを放置していてもいい?

「肌荒れは見た目だけの問題だから放置してもいいのでは?」と考える方も多くいますが、それは間違いです。
肌荒れは見た目だけでなく、体や心に影響を及ぼす恐れがあります。

① ニキビの傷から細菌感染が起こりやすい

ニキビなどの肌荒れは皮膚に傷を作りやすく、その傷から細菌が感染し、感染部位の痛みや高熱、全身倦怠感などの症状が出現します。
放置して悪化すると組織が壊死し、死に至ることもあります。

② コミュニケーションへの支障やメンタル不調をきたす

肌荒れに悩む方の中には、肌荒れによる心の悩みを訴える方がいます。
「肌荒れで自信が持てず、面と向かって人と話すのが怖い」「汚いと思われるのではと不安で人の目を見て話せない」と悩み、仕事を辞めてしまったり、恋人と別れてしまったりする方もいるほど深刻な問題です。

肌荒れを改善・予防する3stepとは

ズバリ「①洗顔・②保湿・③紫外線対策」です。
こちらは肌荒れだけでなく、シミやしわなどの対策にも効果的です。

Step1 洗顔

・洗顔前には必ず手を洗い清潔にする
・洗顔は朝晩の2回おこなう(やりすぎは肌の負担になる)
・しっかり泡立つ洗顔料を使う
・30度程度のぬるま湯を使う
・ゴシゴシこすらず優しく洗う(摩擦は皮膚を傷付ける)
・皮脂の多い額と鼻筋(Tゾーン)を中心に洗い、頬や顎はさっと泡をつける程度にする
・流し残しがないように手にためた水で泡を溶かすように丁寧にすすぐ

Step2 保湿

・洗顔後は必ず化粧水、乳液、保湿クリームなどで保湿をする
値段が高いものが良いとは限らないので自分に合うものを使う
・乾燥しやすい頬、顎を中心に、全体に行き渡らせる
・強く叩きつけたりこすったりせず、手のひらで優しく押し込むようになじませる

Step3 紫外線対策

・夏だけでなく、一年中日焼け止めを塗る
・紫外線B波(シミや日焼けの原因)、紫外線A波(シワやたるみの原因)を両方防ぐ
…紫外線B波対策:SPF値の高いもの(最高50+)
…紫外線A波対策:PAの+の数が多いもの(最高++++)
・日焼け止めは外出先や用途に合ったものを選ぶ
…短時間の外出や冬場:SPF20・PA+
…夏の通勤など日常生活:SPF30・PA+++
…炎天下での屋外レジャーや外回り:SPF50・PA++++
・汗や皮脂で落ちるためこまめに塗りなおす(夏場は約2時間おき)
…メイクをしている方はメイクの上から使えるスプレータイプもおすすめ
・紫外線をカットする効果のある帽子や衣服を身に付ける

それでも治らないときは……

洗顔・保湿・紫外線対策をおこなっていても肌荒れが改善されない場合、食生活や睡眠、自分に合っていない化粧品に原因があることも多いです。
脂っこい食事や睡眠不足を避けるほか、使用する化粧品を低刺激のものや敏感肌用のものに変更してみることがおすすめです。
それらを全て見直しても改善されない場合、他に原因がある可能性があります。
さまざまな皮膚疾患や、全身性炎症性疾患、アレルギーなどが原因だとすると、どんなに気を付けていても防ぐことができません。
一度きちんと皮膚科を受診してみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
南 えり

南 えり株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

大学を卒業後、産業保健師として活動するほか、健康経営エキスパートアドバイザーとしてさまざまな企業様の健康経営を支援してきました。現在はセミナーのご依頼が最も多く、得意とする女性の健康増進と活躍推進をはじめ、多くのテーマでお話をしております。「従業員に長く健康に働き続けてほしい」「健康経営に取り組みたい」「健康経営優良法人の認定を目指したい」などお悩みがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。どのようなご状況の企業様にも親身に寄り添って、今すぐできることからご提案し、一緒に取り組んでいくことをお約束いたします。
【保有資格】保健師、健康経営エキスパートアドバイザー、看護師、第一種衛生管理者、人間ドック健診情報管理指導士
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

この著者の最新の記事

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. 「歯科健診」は企業の安全配慮義務に含まれるか

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る