元気に休み明けを迎えるために!大型連休の心得

祝日などの関係で、4月27日から大型連休に突入する方も多いのではないでしょうか。
特に今年は最長10連休と、いつもよりも長いお休みです。
そこで今回は、大型連休を過ごすうえでのポイント、海外に出かける人に向けての注意事項をご紹介します。

大型連休による体調不良に気を付けましょう

大型連休の際に気を付けたいのが、休み中に生活リズムが崩れてしまい、休み明けに体調不良を起こすことです。
ポイントは以下3点です。

①カロリー、アルコールの摂り過ぎに注意しましょう

・ 昼間からお酒を飲まない。飲んでも1杯、連日禁止
・ 満腹中枢を意識し、ダラダラ食べをしない

②体を動かすことを意識しましょう

・ 買物など、1日に数回は用事を見つけて、あるいは用事を作って外出をしましょう
・ テレビを見る際など、横になって過ごさず、できるだけ座って過ごすようにしましょう

③スケジュールの立て方に注意しましょう

・ 旅行などで遠くに出かける際には、無理なスケジュールで疲れないようにしましょう
・ 出社3日前より会社へ行く際と同じように朝起きて朝日を浴び、夜には寝るという生活リズムに戻しましょう

海外旅行による体調不良に注意を

また、この大型連休を利用して海外旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。
旅行会社の発表によるとさまざまな地域で、前年同時期の2倍以上の予約状況となっているとのことです。
海外旅行はとても楽しいものですが、地域によっては感染症の流行など健康問題を抱えている地域の可能性があります。
海外旅行に出かける皆さんは、以下の点に気を付けましょう。

【出国前】

・ 渡航先の感染症情報の確認
・ 予防接種歴の確認

【旅行中】

・ 手洗い
・ 生水・氷・サラダなどの生野菜を避ける
・ 服装に気を付けたり、虫よけ材を使用するなど虫よけ対策を行う
・ 感染症予防対策も忘れずにしっかり

万一体調不良を生じてしまった場合には、帰国時であれば検疫所で相談、帰宅後に発熱・止まらない下痢・皮膚の異常がある場合は医療機関を受診しましょう。

せっかくの大型連休!身も心もリフレッシュ!

休み明けに体調不良…にならないよう、上記の事項を意識して、楽しい大型連休をお過ごしください。

<参考>
外務省「たびレジ」
厚生労働省検疫FORTH「海外渡航のためのワクチン」

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吉尾 清乃株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

大学在学中に働く世代の方々の健康の大切さに興味を持ち、保健師になって約10年。今までいろいろな現場にてメンタル身体問わず健康の大切さをお伝えさせていただいてきました。働き盛りの忙しい時期にご自身の健康にいかに気を気を使えるか、これがこれからの人生100年時代をイキイキと生き抜けるかどうかに非常にかかっています。そのお役に立てるよう忙しい中でも読んでよかったと思える情報をお伝えしていきます。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、人間ドック健診情報管理指導士、健康運動指導士
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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