そのエアコン、大丈夫ですか

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嫌なニオイ

ジメジメした梅雨の時期、換気しようにも雨で窓が開けられず、エアコンのドライ機能を使ったところ酷くイヤなニオイがしたという経験、皆さんもありませんか?
エアコンの汚れは室内の空気を汚し、嫌なニオイで不快にするだけでなく、従業員の健康を害する要因にもなり得るのです。

事業者の努力義務

まず、事業者は、労働者が快く働けるように「快適な職場環境」を形成するように、努めなければなりません。
労働安全衛生法には以下のような規定があります。

(事業者の講ずる措置)
第七十一条の二 事業者は、事業場における安全衛生の水準の向上を図るため、次の措置を継続的かつ計画的に講ずることにより、快適な職場環境を形成するように努めなければならない。
一 作業環境を快適な状態に維持管理するための措置
二 労働者の従事する作業について、その方法を改善するための措置
三 作業に従事することによる労働者の疲労を回復するための施設又は設備の設置又は整備
四 前三号に掲げるもののほか、快適な職場環境を形成するため必要な措置

つまり、労働者が安全に快適に働けるような空調設備などを整えるのは事業者の努力義務に当たるのです。

健康被害にも発展?

エアコンは、内部の熱交換器に発生する結露によってホコリやハウスダストに汚れが付着しやすくなり、それがカビが生える原因となります。
「ちょっと臭うけど時期的にしかたないか……」で済ませていませんか?
カビ菌の作り出すカビ毒は人体にとても有害な物質であり、喉の痛み、皮膚炎、肺炎等、さまざまな悪影響を及ぼします。

2週間に1度の掃除

エアコンのクリーニングの頻度ですが、フィルターはなるべくこまめに掃除するようにしましょう(2週間に1度くらいを目安に)。
エアコン内部のクリーニングは通常のオフィスや店舗の場合は2年に1度、飲食店や24時間のコンビニの場合は1年に1度を目安に実施しましょう。
また、業務用エアコンの内部構造は複雑になっており、安易に分解をすると部品の紛失や故障の原因になります。
無理をせずクリーニング業者に頼みましょう。
エアコンのこまめなクリーニングは健康への悪影響の低減だけでなく、エアコンの効きを向上させ、電気代の節約にも貢献しますよ!

角屋 祐介

角屋 祐介株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

労働安全衛生法について、タイムリーで身近な話題に落とし込んでわかりやすく解説します!

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