災害ボランティアについて気を付けること

大阪府北部地震、および西日本豪雨により、亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
今年はことのほか、暑さが厳しく被災地の方々は大変な状況のなかで、復旧作業をされています。

すでに夏休みに入った学生さんや、夏季休暇を利用して災害ボランティア活動を考えている方々も多いことでしょう。
ボランティア活動は、支援を求める被災地の方々のニーズと支援をしたいという方々の熱い思いで成り立っています。
この両者の思いにすれ違いが生じないように気を付けて活動をしていただきたいと思います。

①  正確な情報を入手すること:

被災地の状況は各々異なります。また支援のニーズも異なります。
最新の情報を入手して計画を立ててください。
情報は以下で取得できます。
NPO法人ボランティアインフォ
全社協・災害ボランティア情報

②  十分な事前準備をすること:

ボランティア活動時の服装は、災害の状況によって違ってきます。
がれきや土砂の処理をする場合は、ヘルメット・ゴーグル・防塵マスク・ゴム手袋・長靴などが必要です。
服装・水・食料は自己完結を!
靴は「踏み抜き防止」の対策が必要。安全靴が望ましいです。
水は2リットル以上。
飲み物は凍らせて保冷材代わりにも使用できます。
冷却シート・救急セット。虫よけスプレーなどもあると便利です。
また、ボランティア活動中であると識別できる服装をすることを勧められています。(腕章やベストなど)
水害ボランティア作業マニュアル(日本財団、レスキューストックヤード)も参考にしてください。
ボランティア水害マニュアル

③  その他(ボランティア保険・募金活動)

ボランティア活動では、自分自身の身を守ることも重要です。
ボランティア保険は、居住地の社会福祉協議会で加入ができるので事前に加入することが望ましいです。
また、現地で支援活動を行うことだけではなく、募金も大切な支援の一つです。

被災地では、ボランティア活動の支援は必須です。

1.被災地の方々の身になって寄り添った支援を行うこと
2.ボランティア自身の健康と安全を確保すること

この2つを心にとめることで、大きな支援につながると思います。

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