見落としがちな夏の乾燥 冷房乾燥に気をつけて

0727-reiboukansou

皆さん、乾燥は冬だけの問題だと思っていませんか?
実はうんざりするくらい蒸し暑い夏の室内にも、乾燥の落とし穴があるのです。

エアコンによる夏の乾燥

まず、エアコンのしくみについてお話しましょう。
エアコンは室内機と室外機のセットから成り立っています。
室内機と室外機の中にはそれぞれ熱交換器があり、室内で取り込んだ暑い空気をパイプ(冷媒)で外の室外機に運び、そこで熱を放出し、冷たい空気へと変換します。
そして冷たい空気はまたパイプを通り、室内へと吐き戻されます。
夏場に大量の水が室外機のホースから排出されているのを見かけると思いますが、あれは温度が下がったことにより、空気中に含みきれなくなった水分が結露してできたものです。
つまり、室内の空気は、室外機を通って熱と水分を取り除かれ、また室内へと戻ってきます。
これが繰り返されることにより、室内の温度と湿度がグングン下がっていくわけです。

 オフィスの冷房被害

もちろん、日常生活、とくに家庭において、冷房をつけただけですぐに乾燥被害がおこるわけではありません。しかし、長時間エアコンをつけっぱなしにしているオフィスなどでは注意が必要です。
オフィスでは乾燥に加え、デスクワークの場合などに長時間エアコンの風にあたりつづけてしまうことも、乾燥被害を助長する一因となっています。
乾燥とエアコン風により、引き起こされる健康被害は以下のようなものが考えられます。

  •  ドライアイ
  •  喉の痛み
  •  肌、粘膜の乾燥
  •  上記に伴い引き起こされやすくなる風邪、感染症など

いずれも軽めの症状といえるかもしれませんが、これが職場で毎日続くとなると、本人にとってはきついものです。作業効率にも影響を与えかねません。

夏でも湿度チェックを怠らないで

夏に乾燥なんてありえない、気にしすぎと感じてしまうかもしれませんが、筆者自身、雨の日に濡れてしまったタオルをオフィスの椅子に掛けておいたところ、1時間ほどですっかり乾いていたのでびっくりした経験があります。
事務所衛生基準規則では、オフィスの環境基準として室度が17度以上28度以下および相対湿度が40%以上70%以下となるよう努めなければならない、とされています。
冬だけでなく、夏、いや一年を通して湿度をチェックし、必要があれば季節を問わず加湿器を併用する等、対応を心がけていきましょう。

池田 三菜子

池田 三菜子株式会社ドクタートラスト 社長室

投稿者プロフィール

会社員歴10年以上。1児の母。
総務人事から経理まで幅広く経験。
業務に役立つ情報や、タイムリーな話題をどんどん提供していきたいと思います。

この著者の最新の記事

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. 080301

    派遣労働者の健康診断 良くある質問集

  2. sofa

    休養室にも設置義務があります!

  3. kakudai

    平成29年4月より、労使合意に基づく社会保険の適用が拡大します!

  4. 001-675x400

    脱マンネリ化!衛生委員会テーマ資料・メールマガジンについて

  5. taimingu

    人事部なら知っておきたい、労基署への報告書提出タイミング

一目置かれる健康知識

  1. kusuri
  2. mashin
  3. kahun
  4. 180405_shishitsuijyousyou.jpg
  5. jiritu
  6. 180427_hashika
  7. tabajo-675x400
ページ上部へ戻る