煙草休憩は不公平?

tobacco

突然ですが、皆さんは煙草を吸いますか?
もっと言いますと、勤務時間中に“煙草休憩”は取りますか?

筆者は現在禁煙中ですが、以前は昼休み終わり(休憩時間内)と午後3時過ぎの1日約2回煙草休憩をとっていました。
アルバイトで飲食業をしていた時期も喫煙者の全員で少しずつ煙草休憩を回すようにしていました。
でもこれって、非喫煙者からすれば不公平なのではないでしょうか?

チリも積もれば……

マイナビの調査✳︎1によると、喫煙者が勤務日に1日に一服休憩を取る回数で多いのは2回と3回で、合わせると4割近くにもなります。
平均すると約2.3回、1日のうちに煙草を吸うために休憩をしているという結果が出ています。
同じフロアに喫煙スペースがあってすぐにたどり着く人で1回につき5分、別のフロアやオフィスビルの共同喫煙スペースまで出向かなくてはならないとなると、業務を再開するまでに10分以上かかってしまう場合もあります。
すぐ吸える人で1日11.5分、1週間に57.5分、1ヶ月に約4時間、煙草を吸うまでに時間がかかる人では1日20分、1週間に100分、1ヶ月に約6時間40分にもなります。
これが1年にもなると数日単位で非喫煙者(煙草休憩の代わりに休憩が用意されていない者に限る)との休憩時間の差が生まれてしまうわけです。

では具体的にどうすれば?

ではこの不平等を解決するためには一体どうすればいいのでしょうか?

① 非喫煙者にも1日5分×2~3回程度の小休憩を公に認める。
これが理想的ではあるでしょう。
同じくらいの時間を小休憩に充てることで喫煙者と非喫煙者の平等を図ります。
ただし、非喫煙者がデスクでのんびりと休憩をしたり、勤務時間内に少しの外出を認めたりしなくてはならないとなると、会社の風土自体から作り直さなくてはなりません。
「業務から短時間離れて休憩を取る」という同じことをしているだけなのですが、当面の間は違和感があることでしょう。

②勤務時間帯における喫煙を一切認めない。
喫煙者にとっては難しいことですが、これもまた不平等を解決するための施策のひとつにあげられるでしょう。
ただしストレスで業務や人間関係に支障をきたす可能性は否定できません。

③非喫煙者に特別有給休暇を付与する。
これが現在の習慣を変えずに不平等を解決する一番の手なのではないでしょうか。
会社ごとの1日あたりの喫煙時間から年間のギャップを算出し、それに対応した日数の特別有給休暇を付与します。
これは実際に東京のマーケティング支援会社が「スモ休」と称し、非喫煙者に対して年間最大6日を2017年9月から付与しています。✳︎2
喫煙者に対する差別ではないかという意見もありますが、相互が納得したときには喫煙者の禁煙のインセンティブにもなるため、最良の方法といっても過言ではないのではないでしょうか。

喫煙者に対する風当たりが強く、これからも益々肩身が狭くなっていくであろう今、双方が気持ちよく働ける環境を作ることができたら素敵ですね。
<参考>

✳︎1 たばこ休憩、仕事中に何回とる? (株式会社マイナビ)

✳︎2 「新人事制度「スモ休」開始のお知らせ」(株式会社ピアラ)

角屋 祐介

角屋 祐介株式会社ドクタートラスト

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