プライバシーの保護について

プライバシー

今回は、プライバシーの保護についてです。

メンタルヘルスケアを進めるに当たっては、健康情報を含む労働者の
個人情報の保護に配慮することが極めて重要です。

メンタルヘルスに関する労働者の個人情報は、健康情報を含むものであり、その取得、保管、利用等において特に適切に保護しなければなりません!!
※注※
労働者の上司や同僚の理解と協力が必要のため、慎重な取り扱いが必要です。
貴社の規定を整備し、関係者に周知をしましょう。

【プライバシーの保護】

『情報の収集と労働者の同意』
取り扱う労働者の健康情報などの内容は必要最小限とします。
労働者の健康情報等を収集する場合には、あらかじめ本人同意を得て、
本人を通して行なうことが望まれます。
これらを第三者へ提供する場合も、原則本人の同意が必要です。

☆情報提供を拒む社員に対しての対応を困っている企業様のお話をよく聞きます。下記について、根気強く説明をしてあげてみてください。
◆使用者として本人の就業・治療の配慮が出来ること。
例)通院・投薬など…
◆それを理由に個人の業績評価等に悪影響を及ぼさないこと。

ご担当者様にとっては大変な役割ですが、ご本人のケアやサポートをする為に必要だとお話をして頂ければ、みなさんご理解頂けると思います!!

『情報の集約・整理』
労働者の健康情報等を取り扱う者と、その者の権限を明確にします。
情報は特定の部署で一元管理し、業務上必要と判断される限りで集約・整理した情報を必要とする者に伝えられる体制が望まれます。

『情報漏洩等の防止』
労働者の健康情報等の漏洩等の防止措置を厳重に講じる必要があります。
また健康情報等を取り扱う者に対して、健康情報等の保護措置の為、必要な
教育及び研修を行います。

教育内容
・個人として、組織としての姿勢

・実際の漏洩経路

・漏洩の被害と影響

・リスクと対策の洗い出しetc…

『情報取り扱いルールの策定』
健康情報等の取り扱いについて、衛生委員会などの審議を踏まえて一定の
ルールを策定し、関係者に周知することが必要です。

下記の事項等の審議をしましょう。

・個人情報を取り扱う者及びその権限
・取り扱う情報の範囲
・個人情報管理責任者の選任
・事業場内産業保健スタッフによる生データの加工
・個人情報を取り扱う者の守秘義務等についてetc…

以上を参考に、組織作り・仕組み作りからスタートすることをお勧めします。

参考資料:職場と健康情報

永野いく未

永野いく未株式会社ドクタートラスト 経営企画部 課長

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