職場のいじめ・嫌がらせによるメンタル不調

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職場のいじめ・嫌がらせは、職場内の人間関係を悪化させるとともに、
職場の秩序を乱し、労働者の勤労意欲の阻害や組織の生産性の低下をもたらし、
さらには、心身の不調をもたらすなど労働者のメンタルヘルス不調の原因になることがあります!

職場のいじめ・嫌がらせの現状としては、
労働局に寄せられる相談数が02年度から2011年度の間に約7倍に急増しており、
(参考:日本経済新聞記事 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1203W_S2A211C1000000/
また、職場のいじめ・嫌がらせによるメンタル不調に関して、
事業者や上司に不法行為責任などによる損害賠償を認められた判決も出てきています。

職場のいじめ・嫌がらせによるメンタル不調者を無くすために、
やはり気をつけるのは日々の言動ということになります!

下記に注意すべき言動の例をあげさせていただきます。
※下記の言動の全てが直ちに「いじめ・嫌がらせ」に該当するものではありません。
「いじめ・嫌がらせ」は。言動が行われた状況なども踏まえて判断する必要があります。
※「無視をする」「わざと咳払いをする」「見下すしぐさをする」「否定する」などの
些細なことのように見えるものでも、繰り返し行われると、想像以上の精神的苦痛をもたらすことがあります。
※職場のいじめ・嫌がらせは、地位を利用して上司から部下に対して行われるばかりではなく、
部下から上司に対して誹謗中傷する文章を配布したり、家族に危害を加えるかのような発言を行う場合もあり、
上司がメンタルヘルス不調となることがあります。

注意すべき言動例

・部下に対して「こんな間違いをするやつは死んでしまえ、お前は給料泥棒だ」などの暴言を吐く。

・上司が具体的な指示を出さずに、「君の○○が下手なのは、性格のせいだ」などという。

・部下のミスを執拗に非難したり、皆の前で大声で長時間叱責する。

・自分の意向と違う意見に対し、意に沿った意見をするまで怒鳴りつけたり、また自分のミスを
有無を言わせず部下に転嫁する。

・大量の業務を未経験の部下に命じて期限内の処理を厳命するなど、実現不可能な業務を強要する。

・平日に実施可能な仕事にも関わらず、休日出勤を命じ、自らも出勤して部下の仕事のチェックや
打合せを行うなど、無駄な業務を指示する。

・部下を無能な人間であると根拠なく決めつけ、何の説明も無くその役職に見合った仕事を与えない。

・部下に対して、特段の事情も無いのに、繰り返して弁当を買いに行かせたり、
週末に家の掃除をさせたりする等の私用を命じ、断ると仕事上のペナルティをちらつかせる。

・部下の私生活(住宅の購入など)をねたみ、「転勤させるぞ」などと執拗に干渉する。

職場のいじめ・嫌がらせは人権上の問題、労務管理上の問題のほか、
刑法上の侮辱、名誉毀損、脅迫にあたる可能性もあるなど様々な要素が含まれます。
労働者一人ひとりが十分に問題意識を持つと共に、企業としても職場のメンタルヘルス不調の防止の観点から、
メンタルヘルス対策の一環として取り組むことが重要です!

宮入 孝史

宮入 孝史株式会社ドクタートラスト 産業保健部

投稿者プロフィール

健康な社員を増やすことが企業の元気につながると信じ、為になる情報を皆さんにお伝えしたいと思います。

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