ハインリッヒの法則と職場巡視

名称未設定 1

ハインリッヒの法則

簡単に説明すると、1つの重大事故の背景には29の軽微な事故があり、
そのまた背景には300の以上が存在するというものです。
Wikipediaより引用

先日、とある企業様での産業医面接に同席させていただいた際の先生のお話が印象的でしたので、
ご紹介させていただきます。

<企業側担当者>
弊社では、過重労働者が多いです。産業医には過重労働者との面談をお願いしたいと思っています。

<産業医候補者>
私は過重労働者との面談経験は豊富にあります。その点では問題ないと思います。
あと、貴社では衛生委員会は設置していますか?職場巡視のチェックリストなどはありますか?

<企業側担当者>
衛生委員会は設置していますが、何を議論すべきかがわからない状態で形骸化しています。職場巡視リスト?
無いですね。

<産業医候補者>
ハインリッヒの法則はご存知でしょうか?1つの重大事故の背景には29の軽微な事故が・・・っていうやつです。
私は、産業医として労働者との面談は最も大切な業務であると考えています。しかし、いくら面談したところで根本的に問題解決できることは少ないと感じています。
衛生委員会を活性化し、企業を内側から改善させる。また、防げる労働災害はいくらでもあると考えています。
法律で決められているからではなくて、医師の目線から職場を巡視し、より安全な職場にしたいと考えながら産業医業務に就くように心がけています。

このようなお話をされた産業医がいらっしゃいました。とても良いお話を聴くことができました。
頭では『ハインリッヒの法則』を理解しているつもりでいましたが、実践的に『ハインリッヒの法則」を念頭に置いて職場巡視を実施した場合、目に見えて成果が出てくるんだろう、と思いました。

そんな時に興味深いサイトを発見しましたので、こちらもご紹介させていただきます。
厚生労働省の職場安全サイトです。
いろいろな業種や職場ではっせいするヒヤリ・ハット事例をわかりやすくイラスト付きで紹介されていて、
対策まで詳しく載っています。

ぜひ、貴社に照らし合わせて安全な職場作りにお役立てください。

藤原 実

藤原 実株式会社ドクタートラスト 大阪支店

投稿者プロフィール

難しいことはより簡単に。ややこしいことはより分かり易く。
産業保健についてより身近に感じていただけるよう、肩の力を抜いて情報をお届けしたいと思います!

この著者の最新の記事

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. 残業

    ノー残業で帰宅するために、企業と個人ができること

  2. sasimi

    オフィスの防災対策、合言葉は「あえてさしみ」!

  3. 6jikan

    北欧で流行りの「1日6時間労働」! 日本で実現する?

  4. 地球儀

    世界の労働時間ランキング、日本は何位?

  5. 610

    デスクワークに殺されないために私たちがすべきこと

一目置かれる健康知識

  1. 採血中に具合が悪くなるのは、なぜ?
  2. ドライアイ
  3. stylish bedroom interior design with black patterned pillows on bed and decorative table lamp.
  4. 落ち込むビジネスマン
  5. 171121
  6. 疲れ目のサイン
  7. jiritu
ページ上部へ戻る