ストレスチェックの受検結果は、ただの個人情報ではない

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そもそも個人情報とは?

ストレスチェック制度が昨年12月に施行されて半年以上が経過し、既に受検をしてストレスチェックの受検結果を受領された方も多いでしょう。

当然ながら、その受検結果は、個人情報に該当します。

個人情報とは・・・
「生存する個人に関する情報であって、氏名・生年月日その他の記述等により【特定の個人を識別することができるもの】(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができる)」(個人情報保護法)

ストレスチェック結果は「機微情報」

厚生労働省が通知したストレスチェックマニュアルによると、
ストレスチェックの受検結果は「労働者個人の心身の健康に関する機微な情報である」
となっています。

「機微情報(センシティブ情報)」とは、社会的差別を受け得る情報であり、通常の個人情報よりもさらに慎重に取扱わなければならない情報と定義されています。

医療者の守秘義務

通常、産業医をはじめ、産業保健のスタッフは医療職であり、健康診断結果等の機微な情報を扱うことが多いです。

以前こちらの記事でも触れたように、もし医療職が正当な理由なく個人情報を漏洩すると、【刑法】で裁かれることになります。

もちろんストレスチェックの受検結果も同様です。

医療職がそれを漏洩すれば、【刑法】で裁かれる可能性があります。

クラウド上にデータ保管するべからず

ストレスチェックマニュアルでは、受検結果の保存に関して、
「労働者の同意がなく、事業者に提供されない個人のストレスチェック結果の記録の保存は、実施者又は事業者が指名した実施事務従事者が行うことになります」
と記述しています。

通常、実施者は産業医となることが多く、産業医の大半は勤務医かクリニックの開業医です。

その産業医にストレスチェック受検結果の保管を望むのは、現実的ではないでしょう。

従って、事業者にて保管、もしくは外部業者を利用するのが良いと思います。

また、クラウド上での保管は利便性が高いかもしれませんが、漏洩の際には大量の情報が対象となってしまいます。

ストレスチェック受検後は、受検結果が紙媒体で本人の元に到着するようにし、データはクラウド上に保管しない。

その方法が企業にとって一番安全といえるでしょう。

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杉井 将紘

杉井 将紘株式会社ドクタートラスト 経営企画部 部長

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