お弁当による食中毒にご注意!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

食中毒対策できていますか?

少し前には「お弁当男子」という言葉ができるほど、健康や節約の面からお弁当を持参する方が増えているようです。
外食にくらべてヘルシーかつ経済的なお弁当。
しかし、全国的に梅雨真っ只中の今、気を付けたいのがお弁当による食中毒です。
梅雨時は、気温と湿度が高く、食中毒を起こす菌が非常に繁殖しやすい環境にあるのです。
もちろん、お弁当だけでなく外食やお惣菜などによる食中毒も多発する時期ですが、家庭で作る場合には、どうしても食中毒対策がおろそかになりがちです。
今回はせっかく作るお弁当で食中毒を起こさないためのコツをご紹介します。

何よりも清潔に!

お弁当による食中毒を防ぐために、まず何よりも大切にしたいのが手洗いです。
当たり前のことですが、調理を始める時、肉や魚を扱った後はかならず石鹸で手を洗うようにしましょう。
急いでいると、ついついお肉を触ったそのままの手で他のことを始めたり、水洗いだけで済ますことがあるかもしれませんが、手が汚れていてはあちこちに菌を付けることになってしまいます。
初歩的なことですが、気をつけて調理に取り掛かりましょう。

お弁当で食中毒を防ぐ6つのポイント

⭐︎お弁当の具は冷めてから詰める、冷めてから蓋をする

急いでお弁当を作ると、温かいまま具をお弁当箱に詰めて蓋をしてしまうことがありますが、これはNG!
温かい状態で密閉されることで、お弁当箱の中には温かい蒸気が発生し、食中毒を起こす菌が繁殖しやすい状態になります。
お弁当箱には冷めてから詰めるか、温かい状態で詰めた時は全体が冷めてから蓋をするようにしましょう。

⭐︎ミニトマト・フルーツなどの”へた”は取ってからお弁当箱に入れる

ミニトマトやイチゴなどのへたは緑色で彩りがよいのですが、へたには菌が付着していることが多く、水洗いで十分に取れないこともあり、食中毒の原因になります。
へたは取ってからお弁当箱に詰めるようにしましょう。

⭐︎触媒の水気をよく拭き取るってからお弁当箱に入れる

水気が多いと食中毒の原因となる菌が繁殖しやすい状態になります。
先ほどのミニトマトなどもそうですが、お弁当箱に詰める前にきちんと周りの水分を拭き取ってから入れるように心がけてください。
また、あまり汁気の多いおかずもお弁当に向きません。
汁気を切ってからお弁当箱つめる、かたくり粉でとろみをつけるなどの工夫をしましょう。
そして、食材だけでなくお弁当箱自体もしっかりと水気を拭き取った状態にして使うようにしてください。

⭐︎”残り物”ではなく”先に取り分け”

前日のおかずの残りを入れることもあると思いますが、その際は最初にお弁当分を取り分けて、冷蔵庫に保存するようにしましょう。
家族で食べた後にお弁当分を残したり、食卓に並べた後にお弁当分を取り分けると、たとえその後冷蔵庫に入れたとしても食中毒の原因となる菌が付着・繁殖しやすくなります。

⭐︎梅干しや酢、しょうがを上手に活用する

食中毒の原因となる菌の繁殖を抑えてくれる食材として「梅干し」「しょうが」「お酢」などがあります。
どの食材も、今の時期にさっぱりと食べられるものですので、上手にレシピに取り入れてみてください。

⭐︎可能なら冷蔵庫保管→電子レンジ

職場に冷蔵庫や電子レンジがあれば、今の時期はお弁当を冷蔵庫に保管して温め直してから食べるのが安心です。
食中毒を防ぐためには、「菌の量を減らす・なくすこと」、そして温度・湿度の管理に注意して「菌の繁殖しやすい環境を作らないこと」が大切です。
ちょっとした工夫で食中毒の発生を減らすことができますので、ぜひお弁当作りのなかに取り入れてみてくださいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
田中 祥子

田中 祥子株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

企業の健康管理室で働いていた経験を様々なかたちで皆様にお届けしたいと思っています。

この著者の最新の記事

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. 健康診断の受診義務が過重労働対策になる!

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る