眠れぬ夜は、スマホを寝かしつけろ!

ゴールデンウィークが明けて早一週間。
日常の業務に戻りつつ、そろそろ疲れてきていませんか?
疲れがたまっているときって、なんだか寝つきが悪くなりますよね。

「朝スッキリ起きられない」
「寝つきがよくない」
「寝ても寝ても眠い……」

こんな症状をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
寝る前の行動が、眠りにくく余計疲れやすくしているのかもしれません。

布団の中でスマホ

いまや、生活必需品となった携帯電話やスマートホン。
どこに行くにも必ず持ち歩いて、
寝る直前まで布団の中でついついスマホをいじってしまいますよね。
実は、スマホの液晶に含まれるブルーライトが睡眠不足の原因かもしれません。

ブルーライトとは?

ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のことで、太陽光に含まれる電磁波の一種。
可視光線(目に見える光)の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。
強いエネルギーを持つブルーライトは、目の奥で散乱し目の疲れや、生活リズムの乱れ、体の不調を引き起こすといわれています。
現代社会では、ブルーライトはパソコンやスマホのLED液晶ディスプレイやLED照明に含まれています。
このブルーライトが、睡眠に強い影響を与えてしまうのです。

自然な眠りの鍵は「メラトニン」

睡眠をサポートしてくれる「メラトニン」というホルモンが存在します。
このメラトニンが分泌されると、体温・脈拍・血圧が低下し、自然に眠りにつくことができます。
メラトニンは日中はあまり分泌されず、夕方から夜にかけて多く分泌されていきます。
体内のメラトニンの分泌量をコントロールすることで、自然に眠ることができます。

ブルーライトの影響

強いエネルギーを持つブルーライトを網膜が浴びると、脳は「朝だ」と判断し、メラトニンの分泌量を抑え、起きようとします。
「寝起きに朝日を浴びると良い」と言われているのは、朝の太陽光にはブルーライトがたくさん含まれているからです。
ケータイやスマホの液晶ディスプレイからでる強力なブルーライトが、脳を勘違いさせてしまってメラトニンの分泌を抑えているのです。
つまり、寝る前にスマホをいじってしまうことが、寝つきを悪くしたり、睡眠の質を下げる原因の一つと言えます。

まとめ

もちろん、ブルーライトだけが睡眠障害を引き起こすわけではありません。
適度な運動やバランスの良い食事などの生活習慣に加えて、寝る一時間前からのスマホを控えてみてはいかがでしょうか?
さらに、寝起きにスマホのブルーライトを浴びるのではなく、できれば朝日を浴びてスッキリ起きられる生活を目指してみましょう!

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