メンタル疾患で休職中の従業員への連絡

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企業の人事担当者の方や管理監督者の方から、「メンタル疾患で休んでいる従業員への連絡はどうしたらよいか?」という相談をうけることがありますが、皆さんはこのようなことで悩まれたことはありませんか?

基本的には、メンタル疾患で自宅療養中の従業員とは、定期的に連絡をとり会社とのつながりを保つ方が良いと言われています。
しかし、職場の人間関係で悩まれている方も少なくありません。このような方にとっては、休職中に職場から連絡が来ることが負担になる場合もあります。たしかに、上司が頭を悩ますのも納得できますね。

保健師はこのようなアドバイスをすることがあります。

・ 職場からの連絡や状況報告は、出来るだけメールでしましょう。
・ メールに返信する必要が無いことを伝えましょう。
・ 休職していても職場の仲間であり、孤立をさせないようにしましょう。
・ 出来れば2~4週間に1回程度、本人から会社に連絡をしてもらうように伝えましょう。
このように、休職中も定期的に連絡をとることによって、復職がスムーズになります。

ポイントは上司側からは、
<待っているので、あせらずゆっくりと休養して、体調を整えてから戻ってきてくれたらいい>
という思いを伝えることです。
・メールの返信を強制する。
・職場が忙しいことを伝える。
このような内容は、休職中の従業員にプレッシャーを与えることもあるので注意しましょう。

そして、可能な範囲で休職している従業員からの自発的な連絡を促すことも必要です。
休職当初は、メールでの報告でもOKとし、体調が良いときに連絡をくれればよいと伝えましょう。
少しずつ体調が良くなってきたら、日時を決めて電話を掛けてもらうなどのルールを徐々に作っていきましょう。
休職中に、自発的な会社への連絡が一切出来ない従業員の場合には、復職後の職場適応に
時間がかかる場合もあります。

また、このような工夫をしても休職中の従業員との連絡が困難な場合には、職場の管理監督者に限定せず、
休職中の従業員が比較的連絡のとりやすい職場の上司や、人事労務担当者に連絡をしてもらうことも考えましょう。
社内に産業保健スタッフがいる場合には、専門職を窓口にすることも可能です。

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大久保 優子

大久保 優子株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

みんなが元気に働ける社会が目標です!
産業保健の魅力と大切さを伝える情報を、発信出来るように頑張ります。

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