新・ダイバーシティ経営企業100選

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平成27年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」受賞企業発表!

安倍政権の掲げる成長戦略の柱のひとつに「若者・女性・高齢者等の活躍の機会の拡大」が掲げられるなど、企業では様々な立場の人たちの活用が求められています。
経済産業省では、ダイバーシティ経営企業100選という「ダイバーシティ経営(※1)によって企業価値の向上を果たした企業」を表彰する制度を平成24年度から実施しています。

※1ダイバーシティ経営とは
「企業が多様な人材を活かし、いきいきと働くことの出来る環境を整えることによって、「自由な発想」が生まれ、生産性を向上し、自社の競争力強化につながる経営」のこと。

これからの日本企業が競争力を高めていくために、必要かつ有効な戦略といえます。多様な人材には、性別、年齢、人種や国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、価値観などの多様性だけでなく、キャリアや経験、働き方などに関する多様性も含みます。

平成27年度は、下記3つのテーマを重点とし、中小企業から大企業まで様々な企業が表彰されました。
・長時間労働是正等の働き方改革
・女性の職域拡大、役割の高度化
・外国人の活躍推進

受賞企業一覧はこちらから

ダイバーシティ経営の具体例

過去の受賞企業では、様々な取組が行われています。
参考:ベストプラクティス集

【職務・業務分担の明確化】
業務を整理し、顧客と接する業務、事務所で行える業務、ルーティン化できる業務に切り分け、それぞれを集約。
それらを、個々の社員の適性・スキルや時間的制約に合わせて割り当てた。(家庭の都合や資格取得などのために一定期間残業を制約した)「B コース」の社員やパート社員は主に、事務所で行える業務、ルーティン化できる業務を担当し、顧客都合による残業に対応しなくてよいように工夫している。(H27 選定:㈱古田土経営)

【違いを強みにつなげるコミュニケーション活性化・職場風土づくり】
「LIXIL Women’s Network」は当初女性社員が生き生きと働くためのネットワーク構築を目的として設立されたものであったが、現在では参加者の 4 割から 5 割は男性社員となっている。これは、働きやすい職場の在り方やパフォーマンスの発揮の仕方について議論を重ねるうちに、「経験豊富な男性にも聞いてみよう」ということで、参加者が声掛けして男性社員が徐々に増えてきたという経緯である。(H26 選定:㈱ LIXIL グループ)

日本の企業の中には、組織内の異質なものを嫌ったり、「残業ができない人には重要な仕事を任せられない」といった意識がまだ根強く残っています。
ずっと続けてきた仕事の仕方や考え方は簡単には変えられないのも事実ですが、それだけではなかなか新しいものを生み出すことができません。

トップの意識を変えるだけではなく、実際に仕事をしている従業員が「ワーク・ライフ・バランスを遂行できる」ようになったり「自分と違う価値観や考え方を持っている人をどれだけ受け入れられるか」というところに今後の経営戦略の糸口が見いだせるのではないでしょうか?

稲井 沙也加

稲井 沙也加株式会社ドクタートラスト 産業保健部

投稿者プロフィール

産業保健や労働安全衛生法についてわかりやすく解説してきます!

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