洋服・ハイヒールを健康的に選ぶコツ ~ファッションで病気にならないために!~

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身だしなみを整えることを、必要なビジネススキルのひとつと考える方も多いのではないでしょうか。なかでもファッションは、相手への印象を左右する重要なアイテムです。

どんなものを選ぶのか、その基準は見た目や機能、価格など人によってさまざまですが、今回はファッションが体に与える影響について、解説したいと思います。

体にフィットする衣類の是非

例えば、肌にぴったりとフィットし、体を締め付けるようなものは、長時間着用すると、締め付けられた部位が圧迫されることで、体内の血流が悪くなり、体の末端にしびれを来たしたり、消化機能が低下するなど神経や筋肉にまで影響を及ぼすことがあります。

実際に、タイトなジーンズを着用した女性がしゃがみながら数時間作業をした結果、ジーンズが下肢を圧迫し続け、下肢の筋肉と神経繊維の損傷を起こしたことで、足の感覚麻痺にまで陥り「コンパートメント症候群」と診断されたという報告があります。

※「コンパートメント症候群」:主に、スポーツや事故による打撲・骨折・脱臼などで、血流障害を起こし、神経や筋肉(筋組織の壊死)などの機能障害が起きること。

 

衣類選び・着用のポイント

先にあげたものは、特に重篤な例ではありますが、こうした危険に陥らないよう肌に身に着けるものの選び方や着用する際のポイントについて、ご紹介します。

①着用後、体を軽く動かしてみる。

圧迫感の強いものは、無意識に関節を動かす範囲を狭めてしまい、血流やリンパの流れが悪くなるなど、肩や首こりの原因になります。実際に、体が動かしやすいものかどうか確認して、可動範囲を狭めないものを選びましょう。

②着用時間を考慮する。

特に夕方にかけて、筋肉の疲労とともに体がむくみやすくなります。午後から外出の予定などがある場合は、体を締め付けるようなものは避けるとよいでしょう。体にフィットするものを着る場合は、帰宅したら早めに脱ぎ、体を楽にしてあげましょう。

③長時間座ったりしゃがんだりの作業をする場合

特に、下肢の関節を曲げる際に、下肢や腹部を圧迫するものは避けましょう。スカートやパンツなどは、サイズと自分の実際のウエストに、約7.5cm以上の差があるものは、「コンパートメント症候群」のリスクが高いため、購入または着用は避けましょう。

 

襟のあるシャツやネクタイ

頭痛や目のかすみ、耳の異常などの原因が、きつい襟とネクタイだったということもあります。これらが首回りをきつく締めることで、首から頭(脳)への血流が遮断または悪化されてしまうことが要因とされます。着用時のポイントとしては、首まわりに少し余裕をもたせ、指が二本程度入るようにしましょう。

 

ハイヒール

ハイヒール(ここでは約6~7cm以上あるもの)は、足先で体全体を支えるようになるため、足などに痛みが生じやすくなります。さらに、各部位で支えていた体重が足に集中し、適切な体重の配分ができなくなることで体の平衡を失います。

その結果、体の均衡を保とうと、腰が前に反った状態(前かがみや猫背気味)になり、姿勢が悪くなることで、骨盤のゆがみが生じ、背中や腰へ大きな負担がかかります。特に、腰(椎間板という軟骨)への影響が大きいため、ハイヒールをよく履く方の中には、腰痛持ちという方も多いのではないでしょうか。

また長時間履くことで、ふくらはぎなどの筋肉がはってしまい、アキレス腱に炎症や筋けいれんなどを起こしやすくなります。

 

ハイヒール選び・着用のポイント

ヒールはできれば3cm以下が望ましいですが、仕事の関係で、ハイヒールを履かなければいけないという場合もあるでしょう。そんな時は、どんなものを選び、何に注意をすれば、体への負担が少ないのか、以下を参考にしてください。

<選ぶ際のポイント>

  • 足先がゆったりしている。(先が細い程、膝の変形性関節症リスクが増加)
  • 踵が水平になっている。
  • ヒールの部分が太い。(安定感がある)
  • 十分な幅がある。(体重が分散される)

<着用時の注意点>

  • 通勤時はヒールのないものに履き替えたり、休日は履かないなど、履く回数を減らす。
  • 歩く時は、踵が地面につくように、小股で歩くようにする。
  • 骨盤の歪みを悪化させないため、座る時は足を組まない。
  • 足にかかる負担を軽減させるため、腹筋などで体を支えるインナーマッスルを鍛える。
  • 血行をよくするため、足先を広げる、ふくらはぎをもむなど、マッサージをする。

今回ご紹介したものはほんの一部ですが、おしゃれを楽しみながら、健康なファッションライフを送りましょう!

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