あなたの冷えはどのタイプ?~「冷え症タイプ」別対策一覧

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冷え性の原因は?

まず、冷え症とは、季節に関係なく手足・腰・腹部・背中・肩の特定の部位に極度の冷えが生じている症状のことを言います。そして、この冷え性の一番の原因は、血液の流れが悪くなってしまう血行不良であるといわれています。
冷え性ではない人の場合、血液は滞りなく全身へ行き届き身体を一定の体温に保っていますが、
冷え症の人の場合、血行不良が起こってしまうため、血液が届きづらくなってしまった部位に極度の冷えが生じてしまいます。冷え性の人の多くが悩む手足の冷え。これは最も心臓から離れている場所のため、血流が滞ってしまうと最も届きにくくなるということが理由として挙げられます。

冷え症を放置してしまうと…

実は冷え性を放置してしまうと身体が冷えるだけではなく様々な症状がもたらされます。
具体的にみていくと・・・
・体に痛みを招く
⇒血行不良により、体の筋肉が硬くこわばったり、頭にある神経が圧迫されてしまいます。
そこから、首・肩・腰などに痛みが起こったり、頭痛・片頭痛が起こります。
・生理痛がひどくなる
⇒生理痛がひどい時、温めると改善したという経験がある人もいるのではないでしょうか。
この原因としては、血行不良があると生理の際に子宮が上手く収縮できなくなり、経血を押し出すことが困難になってしまうため、温めてあげることで改善するのだといわれています。
・肌が荒れる
⇒血行不良により代謝が悪くなってしまうため、全身に栄養が回らなくなり、ターンオーバーという肌の新陳代謝が乱れてしまい、肌荒れへと繫がってしまいます。
・不妊につながる
⇒血行不良から、妊娠をサポートしてくれる女性ホルモンがバランスを崩します。また、下半身にある妊娠にとって重要な役割を果たす子宮や卵巣は、冷えによって大きく影響を受けてしまいます。赤ちゃんは血流の良い温かな子宮で育つため、冷えている子宮は妊娠しづらい環境といえます。

あなたの冷えはどのタイプ?

冷えには大きく分けて
・身体全体が常に冷えている「全身冷えタイプ」
・顔は熱くほてるが、身体の抹消が冷えている「ほてり冷えタイプ」
・下半身が特に冷えている「下半身冷えタイプ」
・手先・足先など身体の末端が冷えている「末端冷えタイプ」
の4タイプに分かれます。
下記のチェックで自分がどのタイプに当てはまるか確認してみましょう。

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タイプに合わせた冷え性対策

全てのタイプに共通して言いたいのは、血行不良を起こさないような生活習慣を取り入れようということです。
そのためには
・栄養バランスのよい食事と、体を温め、血行を促す食材を意識的に採り入れる
⇒食材例としては大豆類、鶏肉や羊肉、チーズ、もち米やライ麦、ごま油、玉ねぎ、生姜、えび、あじ、さば、桃、ココア等があります。
・体を動かすことを心がける
⇒簡単なストレッチなどでも効果があり、特に、足を使う運動をお勧めします。
・入浴は、シャワーだけではなく、湯船に浸かる
・ストレスを溜めないように心がける
・水分をしっかりとって、アルコールの摂りすぎには注意
・靴下・靴・下着などの衣類は締め付けの少ないものを選ぶ

その上で、タイプ別の冷え性対策を見ていくと
~全身冷えタイプ~
冷えのタイプの中で最も冷えのレベルが高いタイプです。
このままでは、冷え症が原因で他の不調が出てきてしまう可能性も。
上記の対策をしっかり行うことに加えて、
タイプ別の対策としては、毎日湯船に浸かって、全身をしっかりと温め、その際に入浴剤として炭酸ガス入りの物を使用してみる
ことをお勧めします。
炭酸ガス入り入浴剤に含まれる炭酸が、冷えて収縮した末梢の血管を拡張して血めぐりを良くするので、全身を効率良く温めることができます。
~ほてり冷えタイプ~
放っておくと「全身冷え」へと進行してしまうこともあるので、注意が必要です。
「ほてり冷え」は自律神経の乱れが原因で起こっているため、タイプ別の解決には自律神経トレーニングが有効となります。
少しだけ息があがり、ちょっときついな、と思う程度の運動(ウォーキングやストレッチ)を毎日、あるいは1日おきくらいに続けること、
お風呂に毎日入ること
自分がリラックスできる環境を作ること
をお勧めします。
~下半身冷えタイプ~
中度の冷えレベル。内臓冷えもこのタイプに入り、手足のみではなく下半身まで冷えてしまっている状態です。
タイプ別の対策としては、
下着の上に腹巻きやニットのパンツをはくこと
靴下を重ねばきするなど身体を温めてあげること
忘れがちな中心部分も温めてあげること
をお勧めします。
~末端冷えタイプ~
軽度の冷えレベル。この段階で血行不良が起きづらい生活習慣を取り入れたりすることで、重度になるのを防ぐことが可能です。
タイプ別の対策としては、
手軽に使える温熱シートなどを活用して、日頃からこまめに温める習慣をつけること
をお勧めします。

できるところから対策を

冷え性は重度になるほど季節を問わず悩まされてしまうものではありますが、一番厳しいのはやはり冬の寒い時期。
今年は暖冬といわれてはいますが、これから一年の中で一番寒い時期がやってきます。冷え性で悩んでいる方々は自分の冷えタイプをチェックして、ひどくなる前に、改善のためにできることから実行してみてはいかがでしょうか。

吉野 紗也

吉野 紗也株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

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