ストレスチェックに適切な時期、控えたい時期

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ストレスチェックの目的とは

ストレスチェックの目的は「労働者の心理的な負担の程度を把握し、セルフケアや、職場環境の改善につなげ、メンタルヘルス不調の未然防止のための取組(一次予防)」です。
つまり、高ストレス者を発見することを第一の目的にはしていません。
従業員各々が抱えているストレスに気付き、自身や職場環境の改善に役立てることを目的としています。
しかしながら、企業がストレスチェックを実施しても、受検しない従業員が多いようでは意味がありません。
雇用者側からすれば、すべての従業員にしっかりストレスチェックを受けてほしいところです。
以上のことから、従業員側にとってストレスチェックを受検しやすい時期を選ぶことが重要になります。

ストレスチェックを控えたい時期

異動の多い時期は、ストレスチェックを行わないほうが良いでしょう。
新しい環境で働くとなると、いろいろなことにストレスを感じます。
仕事の引き継ぎや新しい職場での人間関係など、業務量的にも精神的にも落ち着かない時期です。
転勤を伴う異動で、まるっきり新しい生活を始める従業員もいるでしょう。
このようにさまざまな変化がある時期にストレスチェックを行うのは避けたいものです。
また、繁忙期や決算時期等、従業員に仕事上のプレッシャーがかかる時期にストレスチェックを行うのは得策ではありません。
仕事で手がいっぱいになっていれば、受検率も落ちますし、プレッシャーがかかる時期は自然とストレスもあがります。
また、休み明けなどは、休み中に溜まっている仕事を処理するのに忙しくなっているでしょう。
休み前なども、休みに入る前に終わらせなければいけない仕事に追われている従業員が多いでしょう。

ストレスチェックにお勧めの時期

逆に言えば、上記であげた以外の時期がストレスチェックの実施に向いているといえるかもしれません。
異動時期からしばらく経って、仕事や人間関係も落ち着いたとみなされる時期や、繁忙期を終え、業務量が通常に戻っている時期などです。
また、1日の中でいえば、昼休憩を取った後がよいでしょう。
午前中の仕事も一段落つき、昼ご飯を取って、比較的落ち着いている時間帯かと思います。
その後にストレスチェックを受検すれば、普段どおりのコンディションで回答ができるでしょう。
1年に1回以上は行わなければならないストレスチェック。
できるだけ適切な時期に実施したいものです。

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松田 花帆

松田 花帆

投稿者プロフィール

社員の皆様が健康に働けるよう、努力して参ります。

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