座りっぱなしの弊害は、「2分歩き」で解消!

063002

デスクワークに就く人の割合

デスクワークのみの仕事、もしくはデスクワーク中心の仕事に就く人の割合をご存知だろうか。
実は、働く人の約半数が、デスクワーク中心の仕事に就いているという調査結果がある。更に、職種がエンジニアともなれば、9割近い人がデスクワークに従事しているそうだ。
デスクワークが1日6時間を超えると、疲労を感じる割合は急激に高まるという研究結果もある。しかし、デスクワークが引き起こす病気は疲労感を感じるだけにとどまらない。

デスクワークによる不調を手軽に解消する方法はないのだろうか?

デスクワーク=座りっぱなしが引き起こす病気

デスクワークが引き起こす病気について、再度確認してみよう。
1.眼精疲労・・・ドライアイ、眼の痛み・充血・かすみ・ぼやけ、視力低下
2.肩や腰の症状・・・肩こり、腰痛、腕の痛み・しびれ、首の痛み
3.メンタルの症状・・・イライラ、疲労感、不眠

上記以外にも、肥満が増えたり、心疾患の発生率が高まるため寿命そのものが短くなるという研究結果も複数ある。まさに『現代病』の1つだ。

1時間に2分歩くことで、身体への害が帳消しに

座りっぱなしによって引き起こされる体調不良や病気を予防するには、やはり運動をして体を動かすしか方法が無い。
理想は週に2.5時間以上の中等度の運動とされる。※中等度の運動とは、速足歩きやサイクリング・軽い水泳など

しかし、週に2.5時間といえども、週末ジムに行くのも億劫だし、平日はとても無理・・・という方が大多数ではないだろうか。
そのような場合でも、1時間に2分歩行することで充分な体への好影響があることが新たな研究で明らかになった。

人の歩行距離は、1分で80mと言われる。2分となると160mなので、広いオフィスビルならば、トイレまで往復したりお茶を取りにいけば2分程度は経過する。
オフィス内に充分歩けるスペースがない場合は、オフィスの階段などを利用してもよい。徒歩よりも、更に運動強度が高まる。
また、徒歩10分が1,000歩の目安となるので、2分であれば200歩だ。万歩計を利用し、1つの目安としてはいかがだろうか。

週末ジムに通う「まとめ運動」は、金銭面や時間の面からも、継続が難しいことが多々ある。1時間に2分程度の離席であれば、身体の健康だけでなく、メンタル面でのリフレッシュにもつながるため、心身共に健康へ近づく方法であると言えるだろう。

中村 眞弓

中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。
社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。

この著者の最新の記事

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. b232a423bf2b83d59644746975f31298_m

    労働安全衛生の「法」「施行令」「規則」の違い

  2. 9dacecf7edba8071a64e35f16f448678_m

    衛生管理者の複数事業場兼務は可能か?

  3. 出向社員

    「出向社員」に対する安全衛生管理

  4. o0800080012607003344

    産業医選任の届出には何が必要?

  5. kakudai

    平成29年4月より、労使合意に基づく社会保険の適用が拡大します!

一目置かれる健康知識

  1. 0119-kahunsyou
  2. 180405_shishitsuijyousyou.jpg
  3. 180427_hashika
  4. mashin
  5. kahun
  6. 87c30181d5d399c9275972574c37e27b_m
  7. 1215-suiminbusoku1221
ページ上部へ戻る