知ってる?スローカロリー

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ダイエットの新常識?!スローカロリー

「スローカロリー」という言葉をご存知だろうか。

低カロリーや、低糖質、糖質ゼロという名前に見覚えがある方は多いだろう。
糖尿病やダイエットの食事を考える時、カロリーや糖質のみに注目しがちであるが、
小腸で糖質を消化・吸収する速度が「スロー=ゆっくり」な食品のことを指す。

最近では、「スローカロリープロジェクト」(http://www.slowcalorie.com/)という名前で周知が図られ始めているが、
スローカロリー食品のメリットは、以下のようになる。

1.腹持ちがよい      ⇒カロリーの吸収速度がゆっくり
2.糖尿病の予防によい ⇒血糖値の上昇が穏やか
3.生活習慣病の予防によい ⇒血管や臓器への負担が軽減
4.過食を防ぎやすい ⇒満腹感を持続しやすい
5.ダイエットに向いている ⇒代謝を高めて脂肪を消費しやすい
(引用元:http://www.slowcalorie.com/about/slowcalorie/)

食後高血糖は、「隠れ高血糖」

メタボやダイエットは気になるものの、自分は健康診断で『糖尿病の疑い・要治療』を指摘されたこともなく、糖尿病とは縁がないと思っている方もいらっしゃるだろう。
しかし、健康診断で測定しているのは、空腹時の血糖値だ。
(健診の日は、朝ご飯を抜いて下さい・・・と言われるため)

対して、食後に血糖値が急上昇するのは、食後2時間の間。食後2~3時間を過ぎれば、血糖値は元の値に戻る。
この食後高血糖が続くと、糖尿病になりやすい。

日本人の場合、糖尿病になりかけの段階や、糖尿病になる前の段階でこの食後高血糖が高くなるため、注意が必要である。

この食後高血糖を防ぐためには、糖質の量を抑えることがとても大切になる。

満足度を減らさず、効果を上げる

しかし、糖質を抑える食事は、効果が高い反面、食事の満足度も下がりやすくなる。
ご飯やパンなどの炭水化物を減らさなければならず、砂糖の使用も限られるため、食事の満足度の低下は避けられない。

ダイエットや血糖値の管理を継続するためには、満足度を下げ過ぎず、継続できることが何より大切だ。

甘味料と食品の併用を

スローカロリーの代表は、パラチノースという人工甘味料だ。
砂糖に変わる甘味料なので、調理やコーヒー・紅茶を飲む際にも、手軽に利用できる。
甘味を感じることができるため、食事や間食の際の満足度も下がりにくい。

食品でスローカロリーを実現するためには、理想は玄米菜食である。
そこまで徹底するのは難しい・・・という人は、玄米・雑穀米を利用するのが良いだろう。
昼食を外食する人ならば、雑穀米を選べる定食屋を見つけておき、ご飯は少なめによそってもらうと良い。

コンビニで購入する人は、ご飯だけでも自宅で玄米や雑穀米を炊飯し、持参してみてはどうか。
パン等の人に向けて、低糖質・スローカロリーのパンをネットで扱う店も増えてきている。

日本人の総摂取カロリーは減っているのに、メタボが増えている原因には、
食後血糖値の急上昇があると言われている。
ファーストフードの普及や、多忙な中、丼や麺類など、急いで食べられるクイックフードが普及したことが要因であろう。

今後増えていくであろう「スローカロリー」食品。メタボが気になる方は、是非注目して頂きたい。

中村 眞弓

中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。
社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。

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