ストレスに強い「脳」を作る

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ストレスと脳の関係

ストレスがかかると、様々な体調不良が引き起こされるが、
これはストレスによって脳が影響を受けるからである。

ストレスを受けると脳の視床下部という部分がが反応して、下垂体と副腎という部分からホルモンが分泌され、
心拍数が増えたり(動悸)、血圧が上がったり、食欲が落ちたりする。

更に、最近の研究では、感情や衝動を抑える「大脳皮質前頭前野」と呼ばれる部分にも影響を及ぼし、
不安を感じやすくなったり、暴飲暴食やお金の浪費など、普段は抑えている衝動が強まることがわかってきた。

「ストレスに弱い」人がいるのはなぜ?

ストレスに弱い・・・と聞くと、なんとなく心が弱いからだ!という論点に傾きがちであるが、
実際のところは、遺伝要因も関係している。
ストレスがかかるとドーパミンやノルアドレナリンという物質が分泌されるのだが、
これらを分解する酵素が、遺伝的に少ない人もいるのだ。

更に、過去に強いストレスが脳にかかった場合は、次にストレスがかかった際に、脳がダメージを受けやすくなる。
このような場合、同じストレスがかかっても、脳に異常が起きてしまい、心や身体に大きな影響が表れてくるのである。

では、どのようにして脳をストレスから守ればよいのだろうか?
身近で最も取り入れやすい「食」という観点からみてみよう。

脳をストレスから守る食材 ブレインフード

脳をストレスから守る食材は、昨今、『ブレインフード』として注目を浴びている。
ブレインフードとは、脳をストレスや老化から守る食材で、ストレスだけではなく認知症の予防効果も期待されている食材のことである。

ブレインフードの代表的なものは
・青魚(例:サバ、イワシ、カツオなど)
・大豆製品(例:納豆、豆腐など)
・乳製品(※特に就寝前のホットミルクが効果的)
などがある。

この中でも、大豆に含まれる「ホスファチジルセリン」は、脳の血流を改善し、うつ病の予防にも役立つとされている。
ただ、食事だけで摂取するのは難しい栄養素なので、興味がある方はサプリメントを利用するのも良いだろう。

更に、カレーに含まれるクルクミンもブレインフードの代表格だ。カロリー過多を防ぐため、週に2~3回食べるのが良い。

繁忙期には、意識して脳を守ろう!

これから2月・3月の期末を迎え、企業の中では最大の繁忙期となる。
様々なストレスを抱えやすいこの時期、意識して脳を守る食材を摂るように心がけたい。

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中村 眞弓

中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。
社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。

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