寒暖差アレルギー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

先週は強い低気圧の影響で、各地で大雪となり、かなり寒い日もありましたが、体調の管理はいかがでしょうか?
室内では暖房器具を利用し、快適な室温を保っていますが、一歩外へ出れば肌を刺すような寒さを感じることもあります。
こんな時期に注意したいのが、寒暖差アレルギーです。

寒暖差アレルギーとは

寒い屋外から、温かい室内に入ると、鼻水が流れてきたことはありませんか?
これが寒暖差アレルギーの典型的な症状です。

屋外と室内の温度に差があり、鼻の奥が刺激され血管が広がるため、鼻づまりや鼻水などアレルギー性鼻炎のような症状をおこしてしまうのです。
これを「血管運動性鼻炎」といいます。

つまり、寒暖差アレルギーは、花粉症のようにアレルゲンがあるのではなく、温度変化に合わせて体の機能を調節する、自律神経の乱れが原因となっています。
一般的には、自律神経が対応できる温度差は約10℃までといわれています。
それ以上の温度差になると、体が上手く対応できなくなり、さまざまな症状が出る可能性があります。

寒暖差アレルギーの症状

鼻づまり、鼻水、頭痛、食欲不振、睡眠トラブル、疲れやすい、イライラする、など自律神経の乱れから、鼻のみではなく、全身による症状が現れます。
花粉症や風邪の症状と似ているともいわれています。
花粉症や風邪と寒暖差アレルギーの違いには、以下のようなポイントがあります。

・目が充血している
・鼻水が透明でない
・熱(微熱を含む)がある

これらの項目に当てはまる場合には、寒暖差アレルギーではなく、風邪や花粉症の可能性があります。

寒暖差アレルギー予防のポイント

① 室内の温度を上げ過ぎない

室内の温度を上げ過ぎると、寒暖差がより大きくなり、自律神経の調節ができなくなる原因にもなります。
室内の温度は、20℃前後に保ち、少し寒く感じる場合には、衣類で調整するようにしましょう。

② 筋肉量を増やす

寒暖差アレルギーに悩む方は、男性より女性の方が多い傾向にあります。
理由は、男性に比べ、女性は筋肉量が少ないため、体内で熱を作りだす力も弱いため、温度差に上手く対応できないからです。
日頃から運動不足で、筋肉量が少ない方は、適度な運動や筋力トレーニングを行いましょう。

③ ぬるめのお湯にゆっくり浸かる

入浴の際にお湯の温度が高すぎると、自律神経が緊張してしまいます。
入浴はぬるめのお湯で、ゆったりとリラックスしましょう。

④ 寒い日の外出時には、マスクを着用する

マスクを着用することで、鼻の粘膜を乾燥させないようにすることができます。
また、鼻の奥を温める効果もあるので、鼻への刺激を和らげ寒暖差を作らないことに適しています。

外出先や企業訪問の際に、寒暖差アレルギーで鼻水が出ることを、気にしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ちょっとした工夫で予防することも可能なので、試してみてはいかがでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
大久保 優子

大久保 優子株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

みんなが元気に働ける社会が目標です!
産業保健の魅力と大切さを伝える情報を、発信出来るように頑張ります。

この著者の最新の記事

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. 産業医を変更したときの届出

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る