体幹に注目

woman doing sports outdoors

寒くなり、つい肩をすくめてしまうことはないだろうか。
また、冷えることから肩こり等の小さな不調を感じる人も増える季節。
ストレッチしたり、マッサージ等でほぐしたりと、「なってから対応する」以前に、予防できる方法がある。
少しの心がけで、予防が期待できる方法があるようだ。

正しいですか?

人の身体は、様々な動きができる。
立つ、歩く、走る、座る、しゃがむ・・・etc。
「歩く」という動作を例に、注目したい。
歩き方だけでも、人によって様々な動きがある。
大事なのは、「正しい歩き方ができているかということである。
この「正しい歩き方」というのは、「自然で無理がない歩き方」を指す。
よく、歩くとどこか痛い、すぐに疲れてしまう等の自覚症状がある人は、体の動きや姿勢が無理のある動きをしているのかもしれない。
ただ、今から歩き方を変えることは、簡単なことではないだろう。
歩き方を変える前に、ある部分を使うことを意識することで、無理のない歩き方の手助けになるという。

体幹を使う

「体幹」という言葉を聞いたことはあるだろうか?
体幹とは、体の胴体部分のことである。
木でいうと幹、人の腕や脚は枝にあたる。
歩くという動きは、脚を使うだけのように思いがちだが、最も大切な部分は体幹である。
体幹には、背中、首、肩、肩甲骨に関係が深い僧帽筋、お腹の代名詞である腹直筋、お尻の大殿筋等の大きな筋肉が集まっている。
これらを上手に使うことができると、楽に、力強い動きができるようになる。
体の中心である体幹。体幹を使わないと、枝にあたる腕や脚だけに負担がかかるようになる。
結果、腕につながる肩こりや、脚の関節である膝が痛い、腰が痛い等の症状が出るようにもなるのである。

体幹と正しい姿勢

体幹を上手に使うには、正しい姿勢が不可欠である。
体幹には、正しく立つ、歩くのに重要な肩甲骨と骨盤があり、正しい姿勢を取ることは、骨盤が肩甲骨と連動して動くため、上半身の動きを下半身につなげる役割を果たす。
そして、正しい姿勢を自然にできるようになることで、無理なく筋力をつけることもできるのである。

体幹を使うメリット

綺麗な姿勢の人を見てみると、動きがスムーズで活き活きと動いているように見える。
体幹を使い、正しい姿勢で動けるということは、無理のない動きであることから、疲れにくい他に、見た目にも若く見えるのかもしれない。
他に、正しい姿勢で体幹の大きな筋肉を使うことから、特定の部位への負担が集中しないため、肩こりや腰痛の予防も期待できる。
体の中心である体幹を使い、筋肉が鍛えられることで、その姿勢を保って歩くだけでもウォーキングエクササイズになり、エネルギー消費量、基礎代謝量が高くなる。
結果、少しの動きで大きな効果を得られるようになったり、余分な脂肪がつきにくくなったりという効果も期待できる。

次回は、具体的な体幹の使い方(歩き方)を考えてみたい。

西岡 まゆみ

西岡 まゆみ株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

自分も働く労働者の一人として、皆様の立場に立った視点を持つことも忘れずに情報発信していければと思っています。

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