年末年始無災害運動

PAK26_yukigahurihajimerudouro20140208500-thumb-900x600-4172

中央労働災害防止協会は、働く人たちが年末年始を無事故で過ごし、
明るい新年を迎えることができるようにという趣旨の下、年末年始無災害運動を行う。

平成26年度年末年始無災害運動

<実施期間>
平成26年12月15日から平成27年1月15日

<事業場での実施事項>
・ 経営トップによる安全衛生方針の決意表明
・ リスクアセスメント及び労働安全衛生マネジメントシステムの積極的な導入・定着
・機械設備に係る定期自主検査及び作業前点検の実施
・腰痛予防、転倒防止、受動喫煙防止の対策の推進 など

詳しくは、「中央労働災害防止協会」

では、実際にどのような労働災害が発生しているのか。

労働災害の現状

現在、我が国の労働災害は、平成22年から3年連続で増加し、平成25年には一旦減少したものの、
平成26年に入り死亡者・死傷者数ともに、多くの業種で前年と比較して増加傾向を示している。

特に死亡災害が大幅に増加していることから、
同年8月には厚生労働省が産業界全体に「労働災害のない職場づくりに向けた緊急要請」を行うなど、
引き続き予断を許さない状況である。

一方、健康面では、精神障害等による労災認定件数が前年も400人を超えているなど、
職場におけるメンタルヘルス対策の取組みは依然として重要な課題となっており、
過重労働、腰痛、化学物質等による健康被害等も看過できない状況である。

また、年末年始は大掃除や機械設備の保守点検・始動等、非定常作業が多くなる時期だ。
各事業場では、作業前点検の実施、作業手順や交通ルールの遵守、
非定常作業における安全確認の徹底等に努めることで労働災害の防止につなげなければならない。

この様な状況を踏まえ今年度の年末年始無災害運動は、
「安全の足並み揃えて 手を抜かず 年末年始もゼロ災害」をスローガンとして取り組む。

年末の労働災害

年末にかけて最も多く発生しているのは、積雪や凍結による労働災害である。
除雪作業における事故はもちろんだが、建設業では足場の凍結による転倒、
そして墜落・転落や場所によっては雪崩への備えも必要だ。

また、陸上貨物運送事業においては、年末にかけて業務量が増える中で、
運転業務に就いている労働者の睡眠時間を十分に確保することが出来ず、事故が多発している。
「中央労働災害防止協会 労働災害統計」

仕事に追われる年末は、労働災害が増加する時期であり、
慌ただしい中にあっても慎重な仕事を心がけ、職場全体で安全な作業に取り組み、労働災害を未然に防ぐことが重要だ。

山中 学

山中 学株式会社ドクタートラスト 産業保健部

投稿者プロフィール

産業保健分野に関する情報を、
素早く正確にお伝え出来るよう、頑張ります。

この著者の最新の記事

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. o0608078912336121496

    育児休暇中の従業員の健康診断

  2. shika

    「歯科健診」は企業の安全配慮義務に含まれるか

  3. a0001_013731

    定期健康診断結果報告書 記入にあたっての注意事項

  4. b232a423bf2b83d59644746975f31298_m

    労働安全衛生の「法」「施行令」「規則」の違い

  5. rousai

    業務委託契約でも労災は適用される?

一目置かれる健康知識

  1. 1215-suiminbusoku1221
  2. 180405_shishitsuijyousyou.jpg
  3. ec611558e191bffdafad75c4892bf617_s
  4. 170328
  5. tabajo-675x400
  6. 87c30181d5d399c9275972574c37e27b_m
  7. 0119-kahunsyou
ページ上部へ戻る