『お花見の場所取り』=『労働」

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最近は2年目社員が恒例行事?

お花見シーズン到来。
親交を深めるきっかけとして、年間行事の1つとして多くなってきているのが仕事仲間での「お花見」である。

パワハラが問題視されている昨今、社員の『場所取り』がパワハラと言われ兼ねない時代。

楽しい席で終えるためにも、使用者や上司がどのような点に気を付けるべきか心得ておくことが必要である。

今回取り上げたいのが「お花見の場所取り」=「労働」になるのかという問題である。労働基準法で規制の労働時間としてお花見の場所とりをした時間が当てはまるのだろうか。

労基法上の、労働時間とは客観的にみて、労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間とされている。
ということは企業外で行われる研修・行事への参加については、参加が事実上強制されたり会社業務として負荷が高ければ、研修・行事に参加した時間は労働時間に当たることになる。

したがって
・参加が事実上強制
・会社の業務性が強い

上記をふまえると、お花見の場所取りをする時間も労働時間と認められ事になるだろう。

会が自由参加であっても上司が社員に場所取りを命じた以上、依頼された社員については事実上強制参加となり、場所取りをした時間は労働時間としてカウントしなければならない。

また、時間外が認められれば、その時間に応じての賃金を支払う事も必要になってくる。

たかが花見とは言え、人間関係を形成するにはとてもいい機会ではないだろうか。
どういった対応を企業がとるべきか、また続けて行うためには、もちろん社員の協力も必要。
風通しのよい環境を整えるにも今一度考えてみるのもいいのではないか。

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永野いく未

永野いく未株式会社ドクタートラスト 経営企画部 課長

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