本当は怖い! 足の裏のほくろ

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皆さんは足の裏をきちんとみたことがありますか?
もしかしたら、ほくろがあるかもしれません。
テレビでも取り上げられていることから、足の裏にほくろを見つけた人のなかには、「悪いものでは……?」と心配している人もいることでしょう。
今回は、この「足の裏のほくろ」に迫ってみようと思います。

Q.なぜ、足の裏のほくろがいけないのですか?

A.ごく一部ではありますが、ただのほくろでなく皮膚癌の一種「悪性黒色腫:メラノーマ」が隠れている可能性があるからです。

チェックしてみよう

皆さん、足の裏のほくろ・しみを見てみてください。

1. しみ・ほくろの形が左右対称性でない
2. しみ・ほくろのまわりがギザギザしていて、境界が不明瞭
3. しみ・ほくろの色が均一でなく、濃淡が混じっている
4. しみ・ほくろの直径が6mm以上ある
5. しみ・ほくろが生まれつきのものでなく、急速に大きくなっている

足の裏のほくろ・しみが上記の基準があてはまり、気になる場合は皮膚科の専門医を受診することをおすすめします。
近年では、「ダーモスコピー」という皮膚の下の色素沈着を外から診断できる特殊な顕微鏡も開発されています。
ダーモスコピーでホクロの色素沈着パターンを見ることで、飛躍的に診断精度が上がっています。
ちなみに悪性黒色腫の場合、ダーモスコピーで観察すると皮丘側(皮溝と皮溝の間)に色素沈着がみられます。

悪性黒色腫とは?

悪性黒色腫とは、非常に悪性度が高い皮膚癌の一種です。
発生部位は、足の裏が多く、体幹、顔、爪などにみられます。

治療法

1. 手術による切除。
2. リンパ節の転移に対して、その領域のリンパ節を全部切除するリンパ節廓清術を行う。
3. 化学療法・放射線療法・免疫療法を組み合わせた複合的な治療。
※ 悪性黒色腫の怖いところは、早期から転移(全身)がしやすく、致死率が高い。

早期発見・早期治療がとても大切です。
ただ、悪性黒色腫の率は1万分の1ぐらい割合で、決して多くはありません。
パニックにならずに足の裏のほくろ・しみを観察してみましょう。

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鈴木 くるみ

鈴木 くるみ株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

DT保健師の鈴木です。
気になる健康情報をお届けしていきます。

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