北陸自動車道 高速バス事故について

kousoku

3月3日、午前5時10分頃北陸自動車道上り線の小矢部川サービスエリアで仙台発加賀温泉(石川県)行きの夜行バス(乗員2名、乗客24名)が、駐車中の大型トラック2台と相次いで衝突するという事故が発生しました。

この事故により、運転手1名と乗客1名の2名が死亡し、24名が病院に搬送され、うち10名が重傷という大惨事となりました。富山県警は運転手が居眠り運転をしていたか、体調が急変した可能性があるとみて、自動車運転過失致死上容疑などで捜査している。

この事故に関しては、TVニュースや新聞などで大きく取り上げられているため、ご存知の方も多いと思います。一部報道では企業の働かせ方に問題があったのでは?という報道もされていました。

事故の原因究明に関しては、捜査当局・各関係省庁などにより今後明るみになると思われますが、この事故により今すぐにできる確認事項(特に自動車を利用される企業向け)を挙げさせていただきます。

確認事項

健診結果を再チェック!
高血圧の方は、急に意識がなくなってしまったり、血糖値が高すぎたり低すぎたりすれば同じように意識が朦朧としてしまうことがあります!産業医と共に再チェックを!

睡眠時無呼吸症候群の疑いのチェック!
この事故でも『睡眠時無呼吸症候群』の要経過観察であったという報道がなされていました。
いびきが大きいと言われたり、お昼に深い眠気に襲われることがあるかなど、本人に聞き取りなどをしてください。(詳しい対応については、産業医や医療機関とご相談ください)

働かせ方を再チェック!
直近の残業時間や休日出勤状況など、時間外労働の状況を確認したり、業務内容の把握に努めてください!
また、法令にそぐわない労使協定を結んでいたり、万が一の際に企業に対して安全配慮義務違反と問われることは無いかどうか??再チェックを!

アルコール検知器の導入!
平成23年5月1日より、運送事業者が運転者に対して実施することとされている点呼において、運転者の酒気帯びの有無を確認する際にアルコール探知器を使用すること等が義務化されています。
この際、運送事業者以外の事業所でも、運転される方に対し実施を導入してみてはいかがでしょうか!
運送事業者の対象となる事業者とは、

・一般旅客自動車運送事業者
・特定旅客自動車運送事業者
・一般貨物自動車運送事業者
・特定貨物自動車運送事業者
・貨物軽自動車運送事業者

※これらの他、貨物自動車運送事業法第三十七条第三項の特定第二種貨物利用運送事業者も対象となります。
自動車は便利な反面、突如として物や人を傷つけてしまう凶器となることがあります!

仕事の業種に関係なく、ハンドルを握る方は、人の命を預かっているということを肝に銘じて運転していただきたいものです。

藤原 実

藤原 実株式会社ドクタートラスト 大阪支店

投稿者プロフィール

難しいことはより簡単に。ややこしいことはより分かり易く。
産業保健についてより身近に感じていただけるよう、肩の力を抜いて情報をお届けしたいと思います!

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