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「社員犬」という言葉をご存知ですか?

平成23年、日本オラクル株式会社が社員の癒し(リラックス)などを目的に、
「社員犬」を導入したというニュースを思い出した方もいるのではないでしょうか。

日本では、介護施設や老人福祉施設などで犬が飼われているという話はよく聞くが、
それでも職場に犬がいるということはまだまだ稀である。

それに比べ、米国では犬同伴で出社が許されている会社は多く、連邦議会にさえ入ることができるのだ。
また、裁判所では証人が証言台に立つ際、犬により気分をリラックスさせる試みもあるらしい。

では実際、犬が職場にいることによってどのような効果が生まれてくるのか。

米国バージニア州にある大学の研究者、Randolph Barker氏は、
犬の同伴が許されている会社で、社員が経験するストレス度を14年間にわたり研究してきたそうだ。

従業員500人ほどを犬同伴とそうでない2つのグループに分けて行った研究結果によると、
始業時では両グループのコルチゾル値(ストレス度を示すホルモン)は同じだったが、
終業時間までに犬無しの従業員の値は犬同伴従業員に比べて遥かに高いことがわかった。

そして、犬がいることにより生産性が向上、会話のきっかけや連帯感が生まれ、
従業員の仕事に対する満足感も上がったという。
また、犬を飼っていない人でも80%以上が、職場での犬の存在に
ネガティブな感情は無いと回答しており、犬による『癒し』の効果を感じているようだ。

このように、犬が職場にいるということは、職場環境の改善に繋がると検証されているのである。

また、米国では愛犬と出社できる「Take Your Dog to Work Day」という日があり、
今年で18周年を迎えるなど、犬の受け入れ体制が整っている。
(HP:http://www.takeyourdog.com/

仕事内容(業種)や通勤、飼育のことを考えると実現は難しい企業が多いと思うが、
試しに、月に1日からでも「犬のいる職場」を実施してみてはいかがでしょうか。

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田野 優人

田野 優人株式会社ドクタートラスト 産業カウンセラー

投稿者プロフィール

日本の働き方、メンタルヘルスのあり方に不信感を抱き、大学では社会学を専攻。卒業後、健康経営のコンサルタントの道を進むべくドクタートラストへ入社。今まで延べ500社以上の企業へ訪問し、産業保健体制の実態を目の当たりにしてきました。また、産業カウンセラーとしても日々、悩みを抱える方々との面談を行っています。
【保有資格】産業カウンセラー

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