健康な食事の太鼓判制度

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昨日、「健康・医療戦略推進本部」が、政府により開催された。

これは、2010年までの今後約5年の期間に、「国民の健康寿命を1歳以上延ばすこと」、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人口を08年度比で25%減らすこと」等を具体的目標とした、新成長戦略とのことである。

それらの医療の研究や開発を推進する政策・目標の中で、一つ、注目したいことがある。

健康は食事から

わが国では、エネルギーや各栄養素の摂取量の基準として、「食事摂取基準」があり、年齢ごと、男女の性別ごとに、1日に必要な栄養の摂取量の目安が定められている。
これに関連して、私たちが手にする、販売されているだいたいの食品には、カロリーや食塩をはじめとした各栄養素の含有量の表示がなされている。

私たちは、この表示を参考に、手にした、または食べようとしている食品がどれだけのカロリーや栄養素を含んでいるのかを知ることができる。
ただし、それらの表示を活用して、「食事摂取基準」を満たす食事につなげられている人はどのくらいいるだろうか。

食事指導の際に、「食べたもの、摂取量を知ること」をアドバイスすることも多いが、人々が自分の力で健康のための食事をするには、適切な摂取内容の食事が大切になってくる。
その助けになりそうな制度が、「健康な食事」認証制度である。

スーパーやコンビニで販売される調理済み食品を対象に、栄養バランス等の一定の基準を満たしている食品を「健康な食事」として認証するというもの。
現在のところでは、基準については今年の夏にも厚生労働省に決定され、来年度から導入していく方針だという。

もとは、止まらない高齢化という状況のもと、国民が自らの力で元気に暮らせる寿命を延ばし、生き生きと暮らせるように。

よく「人の体は食べたものから作られる」という言葉を耳にしますが、この制度が導入された暁には、「生き生きとした生活のための食事」のために、活用できるのではないだろうか。
どのような食品、誰にとっても活用できるとは限らないまでも、人々の食事の手助けにはなるのではないだろうか。

西岡 まゆみ

西岡 まゆみ株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

自分も働く労働者の一人として、皆様の立場に立った視点を持つことも忘れずに情報発信していければと思っています。

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